北海道恵庭市の道立恵庭南高の教諭が昨年12月27日、消費者金融業者から借り入れる際に、業者側の要求に応じてLINEの連絡先一覧のスクリーンショットを送信。この際、生徒17人、保護者4人、教職員1人、知人など計38人の個人情報が漏えいした。漏えいした情報には電話番号などが含まれる。さらに、業者が今月12日に生徒に連絡を取り、「教諭の借金が滞っている」とし、返済を促すよう求めたことでこの問題が発覚。道教育委員会は19日に発表し、同校は状況の詳細を調査中。
教諭による個人情報漏えいは、教育現場の信頼を揺るがす深刻な問題です。LINEのスクリーンショットを送るという当該行為は、常識や倫理に反する行動と言わざるを得ません。教育者である立場からすれば、生徒や保護者のプライバシーを守るべき責任を果たしておらず、今回の事件はその職務倫理の欠如を露呈するものです。
この問題の背景には、消費者金融業者による不正ともいえる情報要求や、そのような手法を許容した教諭の判断力の欠如など、複数の要因が絡んでいます。制度的な観点では、教職員による情報の取り扱いに関する厳密なルールの不足や、教育者の職業倫理を再確認しなければならない環境が存在しているともいえます。
解決策としては、以下のような手立てが必要です:
教職員に対する情報取り扱いと倫理に関する徹底的な研修を実施し、予防策を強化する。教育現場で生徒および保護者の個人情報を取り扱う際の管理体制を徹底し、許可のない情報共有を厳禁とする制度を確立する。消費者金融業者が不正に個人情報を要求する行為について法的な規制を強化し、このようなケースを未然に防ぐ体制を整える。教育とは信頼の上に成り立つものであり、本来「守るべき存在」である教師がそれに背く行動をとれば、結果として教育そのものが揺らいでしまいます。この事件が社会的な反響を呼ぶのは当然ながら、それを教訓にすることで制度の透明性と信頼性を高めるべきです。教職員の責任を再認識させ、再発防止に向けた明確な動きを示すべきです。
ネットからのコメント
1、金銭的に追い詰められていた事情があったとしても、生徒や保護者の個人情報を「差し出す」判断をした時点で、教育者としての資質は完全に失われています。自分の借金を守るために、守るべき立場の未成年を危険にさらす――これは不注意ではなく、明確な加害行為です。
しかも、業者からの不当な要求を「おかしい」と立ち止まることすらせず、LINEの連絡先を7枚分も送信したという事実は、個人情報保護への意識が皆無だったことを示しています。教育現場に立つ人間がこのレベルでは、恐怖を覚えます。被害を受けた生徒が、教師の借金督促に利用されるという異常事態は、学校側の管理責任も含めて極めて重い。「借金が原因」で片づけて同情を誘う話ではありません。信頼を踏みにじった代償として、厳正な処分と再発防止策を求めます。
2、こんなことが再三起こると、やはり親は学校は昔のように先生様様ではなくなって我が子が被害者にならないようし先生を監視するようになる悪循環です。教員を守ろう。という動きがありますが、その前に教員の基本的な社会的な常識を一定数持ってないと教員になれないようにしてもらいたい。今は、学習塾でも塾の先生は親に感謝すること。ルールを守らないといけない理由、自分も10年後の夢は?など親が我が子に教えるようなことを授業でもコマの間にでも話してくれます。部活動もなくなり学習だけの学校になっていって本当にいいんでしょうか?必ず先で後悔する日がくるようで仕方ないです。
3、自分が抱える生徒の個人情報を消費者金融に意図的に渡してしまうというのはちょっと異次元のたちの悪さですね。流出した電話番号の家庭は番号を変えるしかないですよね。それだけでもどれだけの損害になることか。昨年の盗撮事件といい教師の質の低下が著しいですね。その背景にはブラックといわれる勤務実態もあり、優秀な人材を確保できないという状況もありますよね。このままではどんどん悪循環していきそうですね。改善するには勤務環境や待遇の抜本的な見直しが必要かもしれませんね。
4、恵庭市道立恵庭南高の教諭が消費者金融業者から借り入れをする際、同高の生徒や保護者ら38人の個人情報を漏えいしたとはあり得ない。万が一個人情報が詐欺グループや強盗犯罪グループに渡り事件に巻き込まれたりしたら謝罪だけでは取り返しがつかない。加害者教諭は個人情報保護法違反などの軽犯罪で処分するだけでなく量刑は重くした方がよい。
引用元:https://news.yahoo.co.jp/articles/8b2090be1a61185d5decdaf5c92a672b345f23b5,記事の削除・修正依頼などのご相談は、下記のメールアドレスまでお気軽にお問い合わせください。[email protected]