事件概要:2023年6月2日、元タレントの中居正広氏(52)と元フジテレビアナウンサーのX子さんの間で起きた性暴力事件が明るみに出ました。フジテレビの第三者委員会は、2024年3月31日、「業務の延長線上での性暴力」と認定。X子さんは携帯電話のメモ機能を用いて事件当日の詳細を記録し、その内容を基に損害賠償請求を求める通知書を作成。
7月、週刊文春はその通知書を入手し、報道を行いました。中居氏側は内容を否定し、X子さん側は守秘義務違反の指摘に反論。今後、法的な争いが予想されます。
コメント:このような事件が明るみに出た背景には、芸能界という特殊な環境が影響しているのは間違いない。しかし、問題は個別の事案にとどまらず、業務上の力関係がどれほど女性に対して心理的な圧力を与えるかという点に根本的な原因がある。法的手続きが進むことで、真実が明らかになり、制度的な課題が浮き彫りになることを期待したい。
この問題を解決するためには、まずメディアや芸能界の中で透明性を持ったガイドラインを整備することが急務である。性暴力や不適切な行動に対しては、厳格で一貫した処罰が求められる。また、被害者が声を上げやすい環境を作ることも重要だ。
加えて、芸能界に限らず、社会全体で職場での力関係に対する意識改革を進め、教育を強化すべきだ。結局のところ、真の解決は制度の欠陥を見直し、関係者が対等に扱われる社会の実現にある。
ネットからのコメント
1、女性側が和解金を返却して合意を破棄し、民事訴訟を起こす場合は、刑事告訴とセットだろう。ちなみに、2017年7月に、性暴力に関する親告罪の規定は廃止されている。親告罪ではなくなったが、示談が成立していれば、不起訴処分になることが多い。つまり、合意書は中居氏にとっての生命線。非難の応酬がヒートアップして、女性側が合意を破棄する事態に至れば、中居氏の弁護士は何を守ろうとしているのか分からない。
2、おそらく中居氏は裁判にしないのでは。一連の動きからすると、とにかく彼は泥まみれになりたくないし、晒し者になりたくない。最低限の良い人のイメージを保っておきたい。そのためには不同意性交の汚名だけは被りたくない。裁判になると彼が最も隠したい部分が公になる。彼はおそらくそれに耐えられないだろう。人目に晒されずに、事実は明らかにしないままにのらりくらりとその部分だけ影から否定し続けるのが彼の立場からするとベスト。
自分が潔白でない事を本人が一番よく知っているのだから。
3、中井氏が性暴力を否定するなら、もう裁判しかないと思います被害者女性と話し合い守秘義務として取り交わした内容が表に出たり否定したりと、当時の状況からは程遠いところにまできてしまっています今になって「守秘義務違反だ」と訴えても、核心から外れたところで面目を保つ為にしている様にも見えてきています裁判になったところで守秘義務に関する事には触れられないけれど、決着はつけた方が中井氏もひとつ区切りがつけられるのでは
4、守秘義務条件で納得し金銭の受け渡しがあったなら、その後裁判に持ち込む事は常識的にも有り得ないと思われがちですが、民事上の双方の同意契約なので違反した場合契約書内の違約金を求められる場合もあり、法的には裁判に訴える事自体は問題がないしいくつも判例はある。だから被害者Aさんが裁判を起こしたいなら、契約した書面の違約金を払って訴える事は全然構わない。現時点では双方折れて無言を徹しフェードアウトしていった方が今後のためになると思うのですが、裁判で公にして決着をつけたいならそれも今後騒がれない方法でもあると思います。
引用元:https://news.yahoo.co.jp/articles/f741e0d1d21b0f08b1eb9d6ae11a420f50018a6f,記事の削除・修正依頼などのご相談は、下記のメールアドレスまでお気軽にお問い合わせください。[email protected]