事件概要:2025年8月6日、広島で行われた平和記念式典において、米軍による原爆投下から80年を迎え、出席者の一人が発言した「過ちを繰り返しません」という言葉に対し、百田尚樹参院議員が異論を唱えた。百田氏は、広島市民や日本国民は原爆に関して過ちを犯していないとし、原爆の責任は米国にあると主張した。これに対し、立憲民主党の米山隆一衆院議員は、戦争を開始した日本にも過ちがあったと反論。
広島の慰霊碑の碑文は、過ちを繰り返さないという誓いが全人類に対するものであると強調している。
コメント:過去を振り返る時、私たちは常に自己責任と他者の過ちをどのように捉えるかという難しい問題に直面します。百田氏の主張が一部の人々にとっては理解できるかもしれませんが、広島の平和記念碑が示すように、過ちを認識し、繰り返さないことを誓うことは、単に日本や米国の問題にとどまらず、全人類の課題であることを忘れてはなりません。戦争を始めた国々、そしてその結果として多くの命が失われた事実を直視し、それぞれの立場での過ちを認め合うことこそが、未来への教訓となります。過去の傷を乗り越え、共存を願う姿勢が真の平和を築く道だと言えるでしょう。
ネットからのコメント
1、戦争をなくそうという主旨なら、自国が開戦した過ちとしてそういう言葉が出てきてもおかしくないが、原爆犠牲者追悼という中では、世界に向けて過ちを犯してはならない、核爆弾廃絶を訴えるのが正しいと思う。
米山さんの言い分も正しいとは思うが、真っ向から相手を否定せずに、濃く言う解釈もあるのでは?と問いかける姿勢を見せたほうが良いかと。真に平和を願うのであれば、言葉の攻撃も控えてほしい。
2、東京・大阪・名古屋・福岡・金沢、、、爆撃機による絨毯爆撃は、非戦闘員を狙う行為として当時でも戦争犯罪である。ましてや、広島・長崎への原爆投下は言わずもがな。それを踏まえて、全人類の過ちと揮毫者の意図があるとはいえ、アメリカはいまだに各地への無差別爆撃と広島・長崎の原爆投下は正当であったというのが見解である。日本が戦火に突入せざるを得ない状況を作られて突入した大東亜戦争、ちゃんと歴史を教えるべきであるし、それが日本から世界に平和を発信する土台である。
3、関東に焼夷弾広島と長崎に原子爆弾罪の無い、非武装の民間人を約30万人の命を奪ったのは間違い無く、アメリカです。ドイツが行ったアウシュビッツが残虐でアメリカが行った事は正義の為ですか?人殺しには変わりは無いのでは?過ちを繰り返してはいけない事は同じだと思います。
4、個人的には百田さんの考えに賛同しております。しかし、戦後の自虐史観教育を受け入れてしまった人がある程度存在するのは残念ながらやむを得ない事だと思う。若い時は日本が悪かったという説が良い表現では無いが格好良いと感じていたこともありましたが広島、長崎の原爆がある意味でアメリカの人体実験の側面もあったことを知り原爆の犠牲者に謝らなければならないはアメリカだと思っています。
引用元:https://news.yahoo.co.jp/articles/44f69bfdc2a64d8628bdc4fc5c902d9f6af29f63,記事の削除・修正依頼などのご相談は、下記のメールアドレスまでお気軽にお問い合わせください。[email protected]