2025年夏の甲子園大会について、日刊スポーツ評論家の宮本慎也氏がYouTubeでドーム開催の必要性を主張。直射日光で応援団の一部が危険な暑さにさらされ、観客減や収入減の恐れも指摘。収入は野球振興に使われるため影響は大きいと懸念した。雨天中止なく4試合実施できる点も利点とし、「甲子園派だったが時代に応じた変化が必要」と発言。
一方、7イニング制導入には、出場機会減やプロとの制度不一致を理由に反対。球児には食事・睡眠・水分補給の重要性を訴えた。
灼熱の甲子園での試合継続は、選手だけでなく応援団や観客の命をも脅かす異常な状況だ。酷暑による熱中症リスクは年々高まり、もはや「伝統」の一言で片付けられる問題ではない。背景には、大会運営が観光やテレビ放映、象徴性を優先し、安全対策を後回しにしてきた構造的欠陥がある。解決策として、①夏大会の完全ドーム化や時期変更、②応援団の座席日陰化と冷却設備の義務化、③運営に第三者安全監査を導入することが急務だ。命を守るための変革は「伝統の破壊」ではなく「未来の継承」である。勝敗や名誉は代替できても、失われた命は二度と戻らない。いま必要なのは、炎天下の美談ではなく、安全を土台にした新しい甲子園の姿だ。
ネットからのコメント
1、球児はある程度外での練習や他の試合をしているので慣れているかもしれませんが、観客や学校の応援の生徒たちはそんなことありません。特に吹奏楽部は基本室内練習ですからね。宮本さんの言う通り、もう、既に今の環境下では8月の一番暑い最中に外でこういう事をするべきでないと思います。どれだけこの暑さに立ち向かうプロアスリートでも倒れる時は倒れます。プレイしてる選手・観戦してる方・応援の関係者の命を考えると甲子園での対策ではなく、空調の効いたドーム等での検討の方がイイと思います。
2、素人の意見ですが、ドーム開催に賛成です。出来れば固定でなく、北海道、東京、愛知、大阪、福岡で順番にして欲しいです。それにより、地域的不均衡が解消されると思いますし、近くで開催の際は観に行きたいと思わせてくれます。費用面でも、公立校とかですと負担が大変だと聞きます。私立高でも寄付金集めが義務化され、保護者の負担がきつい経験もしました。春は甲子園!夏は全国各地でのドーム開催を望みます!
3、まさしくそのとおり。
でも過去にYahoo!ニュースで、甲子園の暑さ対策の記事があった時に、ドーム球場でやれば良いじゃん、って書いたら反対意見がほとんどだった。球児たちが「甲子園に行きたい」っていうのは、甲子園が日本一を決める舞台だからっていうだけであって、別に西宮市のあの球場に行きたいわけではない。単に甲子園に行きたいのであればいつでも行けるし。「甲子園に行きたい」というのはつまり全国大会に出たい!っていう意味なので、その会場がドーム球場になれば、球児たちの目標も自ずと変わる。ドームで開催となると、費用面などの問題を唱える人がいるけど、何事もダメな理由を探すのは簡単で、問題点をクリアして実行するという考えを持たないと、ビジネスでも成功はしない。
4、自分も素人意見ですが、甲子園って先代達が作ってきた伝統とか大人の意見が小さな子供達に洗脳って形で作られてる様な気がします!場所をドームに変えて十年後の意見を聞きたい!変わってるはずだと思うけど!新しい歴史は常に変化があって作られると思います!
引用元:https://news.yahoo.co.jp/articles/4c625546067f5e71919f305c9991213026cd5998,記事の削除・修正依頼などのご相談は、下記のメールアドレスまでお気軽にお問い合わせください。[email protected]