事件概要
2025年6月中旬、国士舘大学の男子柔道部員2人(20歳と19歳)が、東京都町田市の「鶴川寮」で乾燥大麻約0.015グラムおよび大麻を含む液体約0.293グラムを所持していたとして、麻薬取締法違反の疑いで警視庁に逮捕されました。
大学側の通報により、警視庁が6月に学生寮を家宅捜索し、大麻とみられる植物片を押収。任意の調査で1、2年生の部員6人が大麻使用を認め、柔道部は無期限活動停止に。国士舘大学柔道部は全日本大会で7回の優勝歴を持つ名門です。
コメント
一流の実績を誇る大学柔道部で、複数の部員が大麻使用に手を染めていた現実は、極めて深刻です。競技の頂点を目指すはずの若者たちが、寮という管理された空間で違法薬物に手を出す異常事態。この背景には、指導体制の甘さ、管理責任の欠如、そして大学側の対応の遅れが明確に浮かび上がります。
問題の本質は、「勝利至上主義」の名のもとに精神面や生活面のケアを軽視し、若者を追い詰めている育成環境の脆弱さにあります。寮生活という密室空間で、薬物が共有・蔓延していた可能性を見過ごす管理体制は、明らかに制度の欠陥です。
解決策としては、第一に、全寮制部活動への外部監査導入と薬物検査の定期実施。第二に、監督・コーチ陣への研修強化と管理責任の明文化。第三に、大学と警察が連携した匿名相談制度の構築が不可欠です。
名門の名が泣く現状を放置するなら、それは栄光ではなく、腐敗の温床でしかありません。強さとは、ルールを守り、信頼を築く人間性の上に成り立つものです。
ネットからのコメント
1、スポーツ強豪大の学生寮を家宅捜査して、学生逮捕者、国士舘柔道部や天理大ラグビー部と日本大アメフト部との報道の温度差の余りの違い過ぎに違和感を覚える?報道はあくまで平等にすべきだと思う。
2、学生寮の薬物汚染どこまで、いつまで波及していくのだろうか。この若さの段階で何故破滅の道を選ぶのか、それもわからない大学生なら退学すべきだ。
3、柔道で名門国士舘に入るために自分もものすごく努力しただろうし、親も応援しお金もかなり使ったんじゃないかな。そして行き着く先がこれではやってられないな。もう反社しか行き先ないじゃん。
4、警察庁が各都道府県の警察に通達を出して、一斉に抜き打ち検査すればいいのに。
芸能事務所もね。こういうことをやらないのは、理由があるのかな?警察官に出身大学が多いとか…。とにかく、一校一校やっていたらイタチゴッコ。一斉にスポーツ(運動)部の検査をするべきと思う(もしかしたら、ほとんどの学生スポーツが中止になるかもね)。
引用元:https://news.yahoo.co.jp/articles/bef874eeb09cd91e62354f7659def96e7a466de3,記事の削除・修正依頼などのご相談は、下記のメールアドレスまでお気軽にお問い合わせください。[email protected]