事件概要
2025年夏、四国の地域夏祭りで、5~6人の外国人観光客が泥酔状態で大音量の音楽を流し、踊り騒ぐなどの行動により、祭りの和やかな雰囲気が一時的に乱された。中には人通りの多い道で唾を吐く者もおり、子どもや保護者らに不快感を与えた。
最終的に警備員が介入し、彼らは会場外へ移動。別の商店街では、試食を食べ続ける観光客に対し、店主が梅干しを使ってユーモラスに対処する一幕もあった。いずれも外国人観光客による文化理解の不足が背景にある。
コメント
地域文化と共存するべき観光客の振る舞いが、度を越えた時、それはもはや「交流」ではなく「侵害」となる。祭りは先祖供養や地域の絆を育む大切な場。そこに泥酔し、フェス気分で騒ぐ姿が溶け込める余地はない。背景には、外国人観光客への過度なインバウンド依存と、受け入れ側のルール整備の不備がある。日本の地域イベントには、場の空気を尊重するという暗黙のルールがあるが、それは外部者にとって極めて曖昧だ。よって、対策は明確である。
①観光客向けのマナー啓発を視覚中心の多言語表示で行うこと。②祭りや商店街における簡易ガイドラインの配布。③違反時に即対応できる自治体・警備体制の整備。このまま放置すれば、「多様性」の名のもとに地域文化が崩れていく。「楽しむ自由」は他者への敬意を前提にすべきであり、それを教えることが“おもてなし”の真の意味だ。
ネットからのコメント
1、日本の文化には「空気を読む」という能力が当たり前に必要となるものが多い。そして日本人なら当たり前にやってる空気を読むということが、外国人にとっては、私達が思っている以上に難しいようです。正直、場の空気を読めずにどうやって集団規律を維持しているのかが逆に不思議なのですが、その辺からして日本人と外国人は異なるようです。多文化共生は理解があることが前提。ならば、空気を読むということがわからない以上、そもそも共生が成り立たない場面が出てくる。今回の夏祭りもその一例でしょう。これでは共生は無理です。無理ならば、そこには外国人は立ち入りをご遠慮いただくことが正解なのではないでしょうか。まあ、この「ご遠慮」のニュアンスも外国人の方には通じないことが多いんだけども…
2、国際化・多様性を受け入れていくのは良くも悪くも今の世の中の流れだとしても、古きよき日本の文化・慣習には足を踏み入れないで欲しい。形なきものにも敬意を持って、(多少は)勉強して来て欲しい。謙虚さや思いやり、節度のあるのが日本であり日本人です。
3、外国人向けの日本のガイドブックに日本の文化や最低限のマナーやルールを書くことはできないのでしょうか?外国のお祭りは大騒ぎするものがほとんどです。予め日本人のその祭りに対する考え方の紹介をしておかなければ、外国人も分からないと思います。
4、グローバリズムとか言って、こういう行動を容認してしまうとヨーロッパの国々の様に自国の文化が失われて行ってしまう。郷に入っては郷に従えだと思います。日本の和が保たれてるのは人が人に配慮するから保たれているので、他人の迷惑も考えず大音量で音楽流したり、試食を何度も食べたりするのは和を乱す行為に他ならないと思います。
引用元:https://news.yahoo.co.jp/articles/62133abfa3eba4647f5b62c7b60122f49ce3dca2,記事の削除・修正依頼などのご相談は、下記のメールアドレスまでお気軽にお問い合わせください。[email protected]