石破茂首相は、戦後80年を迎えるにあたり、過去の談話を重視した上で新たな見解を発信する意欲を示した。4日の衆院予算委員会で、記憶の風化を防ぐ重要性を強調し、戦争を二度と起こさないために何らかの発表が必要だと述べた。立憲民主党の野田佳彦代表が首相によるコメント発信を求めたことに応じ、石破首相は過去の50年、60年、70年の談話を参考にしつつ、詳細に検討して発言内容を決めるとした。
また、安倍政権の2015年70年談話に記された「政治システムは歯止めたり得なかった」部分に触れ、その背景について考慮する必要性を指摘した。
首相が戦後80年の見解を発信しようとする姿勢は、過去の経験から何も学ばなければならないという強い意志を感じさせます。過去の談話を重んじる一方で、今後の平和を守るためには、当時の政治的・社会的な背景を正確に理解し、再発防止に努める必要があります。
特に安倍政権の70年談話に見られる「歯止めが効かなかった」という指摘は深刻で、どのような体制がそれを可能にしたのかを徹底的に洗い出し、制度的な改革を進めるべきです。日本の政治における大きな欠陥は、このような反省が浅く、十分に生かされてこなかった点にあります。
今後は、政治家として戦争を二度と起こさないという強いメッセージを発信し、それを実現するために、具体的な教育や政策の推進が求められます。
戦争を回避するための具体的な制度改革、国際社会との協力強化、そして市民への啓発活動は不可欠です。
ネットからのコメント
1、談話は国際的に日本政府の公式コメントとして受け止められるから周到に準備する必要があるし、総理の独断でやれるものではない。歴史認識に関わる問題なら尚更。安倍談話は中国や韓国にダラダラと謝罪を続けていたこれまでの談話に終止符を打ち、反省は必要としながらも80年90年100年先に向かって、国民と一緒に平和を作り上げると明記している。つまり、国民に向かって平和を約束している文章がある以上、新たな談話は必要ない。中国や韓国に一生謝り続けないといけないと思うのは勝手だが、それは個人で自由にやってくれ。総理大臣の立場を利用して、中国韓国に利する言葉を入れて国益損なうことは絶対に許されない。
2、これは相当にやばい。日本国益に多大な影響を与え、未来世代に禍根を残すだろう。本当に出したら、高市さん以下保守陣営は自民党を割って出てほしい。それぐらいの重大事案。
3、安倍談話の謝罪は必要ないと言う前提に上書きをしたいのでしょう但し、これからの謝罪と賠償は、鳥取県だけで行うと言うなら、鳥取県の県民の談話として国会として応諾しても良いのではないでしょうか?
4、いつまでこの政権は居座り続けるのだろうか。日本を毀損させかねない80年談話出される前に石破さんを辞めさせてくれ!選挙に大惨敗しておきながら、平然と何もなかったかのように誰も責任を取らず、続投なんて独裁政権じゃあるまいし、首相にしがみつく石破さん。前代未聞だよ!
引用元:https://news.yahoo.co.jp/articles/ae6bf1f037fd9114c893db3dcf8b43ea9933d50f,記事の削除・修正依頼などのご相談は、下記のメールアドレスまでお気軽にお問い合わせください。[email protected]