元衆院議員の山尾志桜里氏は、対中強硬派に転じた背景を説明する投稿を2023年12月29日にX（旧ツイッター）で行いました。彼女は2019年の香港弾圧により危機感を抱き、日本の対中政策強化の必要性を訴えてきたと述べています。中国の独裁と軍事強化に対抗するため、日本は力をつけつつ、抗議と抑止を行うべきだと主張。また、人権保障の観点からウイグルやチベットでの弾圧への対抗も必要としています。

国内では国民の人生と自由の保障により、国民国家としての強さを発揮できると考えていることを明かしました。山尾氏のこの姿勢に対し、支持の声が多数寄せられている一方で、一部の批判もあるようです。

山尾志桜里氏の主張には、対中関係の深刻な問題が鋭く浮き彫りにされています。中国が経済成長を基に民主化するという甘い期待が、日本の安全保障においていかに脆弱だったかを彼女は痛感しています。その反省をもとに彼女が提案する政策転換は、日本が国際社会で確かな立ち位置を取るために重要です。しかし、現行の政策の欠陥を指摘するだけでなく、具体的な解決策を提示する必要があります。まず、日本は国際的な同盟を強化し、多国間で中国への圧力をかけることが考えられます。其次、国内の技術革新を推進し、自立した防衛力を高めること。

また、中国の人権弾圧に関する国際啓発活動を強化し、国際社会の理解と支持を得ることも重要です。山尾氏の提案は日本の自由を守るために必要であり、現状を転換する一歩です。これにより、日本はただ受け身であることなく、主体的に世界の平和と安定に寄与することができるでしょう。

ネットからのコメント

1、私も以前から山尾さんと同じ考えです。中国の行いを目の当たりにし、なぜ、中国に何も言わないのか？言わないは、国益と考え、百歩譲って、しかし、中国のご機嫌取りをしている、国会議員、有識者と言われる人達、オールドメディア、コメンテーターが居ることに、反吐が出る思いでいる。山尾さんみたいな方を日本国民は求めていると思う。応援します。

2、もの凄く勉強というか調べていると思うしその知識は現役議員も及ばないと思う。山尾さんに限らず本来ある分野に非常に強い人も私は注目しています。女性ですが。本来はこういう人たちが適材適所に配置されたらスムーズにいくのだろうに。これからもきっと批判的な意見や誹謗中傷があると思いますがめげずに強い心をもって発信してください。

3、リベラルの自己矛盾から現実的保守派へ転換した著名人も多い。倉田真由美さんもそうだろう。戦後日本は軽武装日米安保体制により経済活動に重点を置き「米国に守られてきた」。政治体制はリベラル左派と親米保守と言う2大勢力でやってきたが、保守の傍流として存在してきた「自主防衛＝自主外交路線」を掲げた高市早苗と言う人格が選ばれ首相として誕生したことは世界的な安全保障の枠組みすら変わる可能性がある東アジアで誕生したのは必然だったのかも知れない。中国が一方的に引いた台湾統一のレッドラインを日本側が初めて「戦艦・海上封鎖」と言うレッドラインを提示した初の首相である。中国の過剰な反応は今まで日本側が中国の顔色を伺い圧力に屈してきた外交姿勢を踏襲した対応だったが、自主防衛を掲げ誕生した高市首相には通用しなかったから告げ口外交をするしか無かったのだ。

4、我々は、山尾氏に限らず、個々の政策やトピックについての意見ごとに、是々非々で評価できる目と心を持たないといけない。「誰々が言うから」的な考えで人を支持するのは、その人のコピーで、とても楽なポジション。

左派だってリベラルだって、イイことを言えば賛同してあげればいいし、保守だってオカシなこといえば、反論してあげるたい。大きな目的達成の為に「何かに目を瞑る」場合は、目を瞑るとハッキリ言うべき。