2023年12月15日、東京・赤坂にある個室サウナ「SAUNATIGER」で発生した火災により、利用客の30代夫婦が死亡するという事故が起きました。事故の責任に関して、運営会社は火災が店舗運営・管理下で発生したとして、イタリア人タレントのパンツェッタ・ジローラモ氏とは無関係と説明しています。しかし、公式サイトに彼を「監修」として紹介していたことから、彼の責任を問う声があがっています。
運営会社によれば、ジローラモ氏の関与は実際には広告塔としての役割であり、現在は関係ないとされています。

今回の事故とその責任問題は、より深い制度的欠陥と道義的な責任の問いかけを促しています。まず火災事故自体が深刻な事態であり、個室サウナの安全性について業界全体で再評価が必要です。同時に、有名人が「監修」や「コラボ」に関わる際のリスク管理も問われるべきです。具体的な解決策としては、安全基準の徹底的な見直し、監修やコラボの役割・責任の明確化、リスクが発生した場合の対応策の整備が挙げられます。有名人の関与が消費者に与える信頼性が変化している中で、このような事例は、単なる宣伝の枠を超えた影響を持ち得ます。企業とタレント双方がリスク管理を徹底し、透明性の高い活動を行うことが求められます。
ネットからのコメント
1、消費者側の心理からすれば、大手企業や信頼に値する実績がある企業が経営していなくても、著名人が監修しているとの表記に安心して契約している人が大半であろう。つまり消費者はその著名人に対しての信用で契約しているのだから、当然その著名人にも責任が及ばなければおかしい。逆に言えば監修としてPRに使われるのなら、著名人側もその企業やサービス等の信用性や信頼性をしっかり見極めるべきである。
2、監修ということは一般的には商品の作り方、仕様などを売り手と共に考えることを指す。つまり、名前だけ貸しましたでは済まないんだよね。逆に大ヒット商品の監修に携わっていた場合には自信の知名度の好感度もアップするが、今回のようにイメージタウンにつながることもある。諸刃の剣。
3、監修なんてどうですかと聞かれて意見を言うだけ会社に対して権限も決定権もないのだから、責任なんてあるわけないましてや防災のことまで監修を求められるわけがないのに、何言ってんだかただ、本人のイメージダウンになるとは思うので、しっかり相手を見極める必要はあると思う
4、「監修」が店側の虚偽だったというなら、ジローラモ氏には当然何の責任もない。本当に監修していたとしても、非常ボタンの受信機のスイッチを入れていないなどの運営上の責任はない。それは監修の仕事ではないだろう。しかしドアをドアノブ式にしたなどのハードウェアの問題は監修の範囲かもしれない。刑事、民事上の責任は今後明らかになるかもね。
引用元:https://news.yahoo.co.jp/articles/08e81a447a785ad53fdd1d5d267cdeb7c21fa086,記事の削除・修正依頼などのご相談は、下記のメールアドレスまでお気軽にお問い合わせください。[email protected]