フィギュアスケート全日本選手権が東京で開催され、ミラノ・コルティナ冬季五輪代表の最終選考会を兼ねる大会で女子ショートプログラムが行われた。25歳の坂本花織が79.43点で首位に立ち、17歳の島田麻央が0.10点差で2位、中井亜美が77.50点で3位となった。特筆すべきは、島田麻央が年齢規定により五輪出場資格がない点だ。島田は同じ17歳の中井亜美と学年は同じだが、誕生日が10月であるため、2025年7月1日時点で16歳扱いとなり出場不可。
規定の変更とその影響に対し、ネットでは不満の声が上がっている。

制度の欠陥により、若い才能が不公平に扱われる現状は憂慮すべき問題だ。同じ年齢のアスリートが、誕生日の数か月の違いだけで国際舞台に立てないことは不条理である。五輪の年齢規定の変更は一見合理的に見えるが、実際には選手の夢を断ち切る要因となっている。このような規定の欠陥は、若き才能たちを平等に評価するシステム構築の必要性を迫る。まず、年齢基準の柔軟化を行い、誕生日のわずかな違いによる不公平を解消することが求められる。次に、選手個々の能力評価を重視し、本当に才能がある者が機会を持てるようにすること。そして、選手や関係者の意見を直接反映し、規定の改善を図ることが重要だ。誕生日によって夢を奪われない社会を目指すため、制度の改正は急務である。
ネットからのコメント
1、島田麻央さんの名前の由来になった同じフィギュアスケートの浅田真央さんも2006年の冬季トリノ大会の時、国際スケート連盟(ISU)が定める最低年齢に達していなかったためにオリンピックに出場出来なかったことを思い出された方もいるのではないでしょうか?
2、どこかで線引しないといけないし、日本に合わせて4月区切りって言うのは流石に無理だから仕方が無いんだよね。可哀想だけど、ジュニアの連続優勝記録とか、歴代のトップ選手では残せない記録も作っていけるから、プラスに考えて、次、必ず出られるように、怪我だけには気をつけて欲しい。
3、正直ジュニア4連覇とか言われても気の毒だなと思いながら見ていました。15歳に引き上げられたのはタラリピンスキーさんの燃え尽き問題などから。今回はロシア問題から。正直引き上げるならせめて16歳でよかったのでは。逆に私は島田選手がジュニアに居続けることで燃え尽きるのではと心配してきました。よくここまでつぶれずがんばったと思います。4年前三原舞依選手でなく三枠目の代表を勝ち取った河辺選手も今はなかなか苦戦している様子。
選手によってピークは異なるので、島田選手のように好成績の選手には特例措置があってもいいようにも感じます。
4、中井亜美選手の強さは同い年の世界トップ島田麻央選手の存在が大きい小さい頃から日本女子ジュニアトップが世界ジュニアのトップ身近に世界基準が居る日本女子ジュニアが強いのは 何年も世界トップの島田麻央選手が居るおかげ尚且つ高難度ジャンプを正確に決めないとトップには行けないと…更には他の要素も全て磨かなければ上位には行けないと…圧倒的な島田麻央選手の存在が日本女子ジュニアのレベルを引き上げた
引用元:https://news.yahoo.co.jp/articles/e0267a47e9fddd3a559c725fde30bd0562f9f828,記事の削除・修正依頼などのご相談は、下記のメールアドレスまでお気軽にお問い合わせください。[email protected]