10月、日本の米市場は激しい動揺の渦中にあります。備蓄米の放出と新米の出荷により、供給は安定したものの、米価はそのまま高騰し続け、高価な新米が売れ残る事態に。農林水産省は生産調整政策を検討中ですが、これは「減反政策への回帰」として批判されています。この背景には、流通の遅れや、JAの前金制度が価格高騰を招いたことがあるとされています。
農家は適正な価格設定の重要性を訴えており、これ以上の消費者の“コメ離れ”を防ぐためには、供給と価格のバランスを慎重に取り戻す必要があると警鐘を鳴らしています。

これは明らかに公共の政策が原因で生まれた問題で、多くの人々に影響を与えています。高止まりした米価、そして政府の減反政策への回帰は、もはや見過ごせない異常事態です。まず、政府は農家や消費者と直接対話を持ち、現場の声を政策に反映させるべきです。また、流通経路と精米業者の確保を迅速に行い、過去に学んだ教訓を活かしたインフラ整備が不可欠です。さらに、米価を安定させるには、JAと民間業者間の競争にも目を光らせ、公平な価格形成を促す政策を導入することが必要です。その上で、農業者が再生産可能な経済的条件を整えることが、農業存続の鍵となるでしょう。
米価が単なるマネーゲームにならぬよう、政策の再考が急務です。
ネットからのコメント
1、間違いなく日本人の米離れは進んでいる。普通に考えて、米以外の方が時間も手間もかからないのに、その上、高止まりとなっては米を選択すり理由はない。さすがに、1日の3食全てが米以外とはなっていないだろうが、確実に1食は米以外だろうから、単純計算で33%の減。ただ、この結果は一時の高値に目が眩んだJAや卸がもたらしたものだから自業自得でしかない。
2、今のまま米の値段が高止まりした場合、消費者が慣れるか諦めるかして、このまま定着する。米離れが加速し消費が減少する。どちらのパターンに落ち着くのか、仮に消費減少の場合割を食うのは誰なのか、販売量が縮小したからと言って、単価を上げて利益を確保しようとすれば更に低迷しそうだし、損して得取れも一つの考えなのかと思う、極論だけど消費者がいなければ生産者が苦しむ事になるのに
3、米離れは着実に進んでいます。最近では、夕食はパスタ・ラーメン・うどん・蕎麦・焼きそば・ピザでローテーションしてます。お米は、備蓄米、カルローズ米、台湾産ジャポニカ米以外は今年に入って購入してません。
2年前までは、コシヒカリかあきたこまちの新米を産地にこだわって買ってましたが、鈴木農水相の在任中はJA経由の国産米は購入しないことにしました。打ち出すコメ政策は、すべて愚策で農政には、失望しかありません。知人や職場の仲間達にもJA全農経由の国産米には手を出さないように啓蒙し続けていて、賛同者がどんどん増えてます。高市総理には鈴木農水相を更迭する英断をお願いします。
4、まだ米が主食の感じはあるが、このまま積んでるのに、売らない、価格調整みたいになるなら要らないわって家庭は増えると思う。中高年世代が一掃したら尚更小麦、麺やパン、パスタでも構わないって世代になるんじゃないかな?ちょっと流通のシステム見直しても良い感じがするけどね。生産者自身望んでる展開とは思えないけどな。
引用元:https://news.yahoo.co.jp/articles/a806e28ebbf34f27a17d60b3a57e137160bfc4c2,記事の削除・修正依頼などのご相談は、下記のメールアドレスまでお気軽にお問い合わせください。[email protected]