プルデンシャル生命保険で顧客から計31億円が不正にだまし取られた問題について、間原寛社長が東京都内で記者会見を行い、被害者救済への取り組みを表明しました。間原社長は、「独立した第三者の専門家による補償委員会」を新設し、その認定に基づいて被害額を全額補償すると発言しました。さらに、過去に補償対象外となっていた事例も再検討し、必要に応じて補償を実施する方針を強調しました。

この問題は企業の就業倫理や管理体制に重大な欠陥があることを示しており、何より顧客との信頼関係に深刻な亀裂を生じさせました。同社の速やかな補償活動が、その回復に繋がるのか注目されます。
今回の出来事は金融業界における倫理問題や内部統制の欠陥を浮き彫りにしています。プルデンシャル生命保険の顧客から31億円が不正に搾取されたことは、単なる個別事件ではなく、制度的なチェック機能の欠如を象徴するものです。
企業のトップが第三者委員会を立ち上げ、被害額を全額補償すると表明したことは一見誠意ある対応のように見えますが、それ自体が問題解決を十分に約束するものではありません。
まず、金融業界全体として内部の不正を防止するための監督機関の強化が必須です。第二に、不祥事が明るみに出る前の段階で事前に顧客が異常を察知できるような透明性の追求と、業界全体の内部統制基準の引き上げが求められます。そして第三に、被害者の心理的ケアや補償手続きの迅速化が進められるべきです。
これらの問題を解決しない限り、顧客の信頼回復は困難であり、さらに金融業界全体のモラルが問われ続けるでしょう。企業は「誠意ある補償」を示すだけでなく、根本的な自浄作用を発揮することで、多くの批判を真正面から受け止めるべきです。その実現こそが、社会的信頼の再構築につながる道筋といえるでしょう。
ネットからのコメント
1、だまし取った金額が31億円、そのうち補償していない額が23億円って分かっているのだから、即時・無条件で返済すべきだ。第三者委員会での検証は、これまでそっぽを向いて金返してこなかった事例の真相解明のみに限定して、とにかく騙した金は直ちに返す。
それが金融会社として当然の行動だと思う。
2、ライフプランナーは外務員です。生命保険会社の保険営業は外務員と代理店が行いますが、プルデンシャルには代理店制度がありませんから、外務員による営業のみです。もちろん、総合職(正社員)という職種がありますが、保険営業はせずに外務員のサポートや管理しかしません。 外務員は社員の形態をとっていますが事実上の個人事業主であり、給与所得ではなく事業所得として確定申告する人たちです。正社員ではないので、人事考課や転勤などもありません。だから、トップダウンがきかず、勝手なことをする不祥事が多発するのです。 戦争未亡人の働き先確保として広まった外務員制度ですが、そろそろ廃止してはいかがでしょうか。今後は総合職の正社員による保険営業への変革が必要だと思います。
3、プルデンシャルは、いくら外資とは言えこれだけの事件であれば金融庁に届け出ている。この事件は外資金融機関の驕りと日本金融当局の監視の甘さががその悪質性を増長したと思っている。25年前くらいにビッグバンという言葉を引き連れ、外資金融機関が日本に殺到した。
日本の金融当局は外資に特にアメリカに何も言えない体質だった。この事件は35年前から続いていた。届け出を受けた当局が日本の保険会社同様に厳しい調査と処分をしていれば、100人もの実行者が出る訳がない。今日の会見で、プルデンシャルは核心については上手く逃げていた。今日の会見が日銀記者クラブで行われ、衆議院解散の日と重複していることが非常に気になる。
4、大きな金額だけに、被害に遭われた方の不安は相当なものだと思います。第三者の専門家による補償委員会を立ち上げ、認定された分は全額補償すると表明した点は、まずは一歩前進と受け止めたいです。ただ、被害を受けた側からすれば、何よりも早く安心したいはずです。手続きが分かりにくかったり、時間がかかりすぎたりすると、不安は長引いてしまいます。会社には、委員会の判断を待つだけでなく、丁寧で分かりやすい説明と、迅速な対応を期待したいですね。
引用元:https://news.yahoo.co.jp/articles/4df482896d127854360034181e74fbac120add9e,記事の削除・修正依頼などのご相談は、下記のメールアドレスまでお気軽にお問い合わせください。[email protected]