8月16日、新潟県新潟市で開催された将棋日本シリーズJTプロ公式戦の2回戦第2局で、聞き手を務めた竹部さゆり女流四段が対局者のプライベートに関する不適切な発言を行い、波紋を呼びました。竹部女流四段は、対局者である渡辺明九段と山崎隆之九段についての非公開情報を公表し、会場が凍りつく事態となりました。この件に対し、竹部さんは自身の軽率な発言を謝罪し、今後1年間、対局以外の公務を自粛する意向を示しました。
彼女の過去にも複数の失言があったため、将棋ファンの間では聞き手としての資質への疑問が広がっています。
竹部さゆりさんの不適切な発言は、将棋の対局という場の神聖で集中が要求される環境を揺さぶりました。解説者の立場にある人物が対局者のプライバシーを暴露する行為は、競技に悪影響を及ぼし、視聴者や対局者に不快感を与えるものであり容認できません。“毒舌キャラ”として知られる彼女の発言は、一部では面白がられることもあるかもしれませんが、プロフェッショナルとして公の場での発言に責任を持つべきです。問題の背景には、エンターテインメント性を求めるあまりの配慮不足や、公私混同があると言えるでしょう。
解決策として、まず公的な場での発言に対する基準を厳密に設け、特に個人情報に関する取り扱いについては徹底的に教育する必要があります。
また、笑いを取るための発言がどのような影響を及ぼすかを深く理解し、発言の前に一呼吸置く習慣をつけることも有効です。さらに、組織内で、他者の発言の適切性を冷静に指摘できる環境を作ることも重要です。
将棋のような歴史と思考が重んじられる競技においては、冷静さと敬意が常に求められるべきです。竹部さんのような才能ある人物が、より成熟した形で競技文化に貢献できる未来を期待します。
ネットからのコメント
1、今回の発言は明らかに不適切であり、批判を受けるのも当然だろう。また、過去の失言も引き合いに出されることも同様に身から出た錆。一方で、最近ではネットの匿名性を良いことに、舌禍や不祥事を起こした人に対してその事実への正当な批判を超えて度が過ぎる誹謗中傷のレベルの言葉を投げつける人も良く見かける。そのような傾向の人はこのような記事を見て、この人ならどんな言葉を投げつけても良い、と勘違いしないように注意が必要だと思う。
2、「…抜群のトーク力で人気を博した竹部だけに…」一部にはそういう声もあるだろうが、そんなことはないだろう。
見ていて配慮が欠ける人だと思っていたし、聞き手に唯一無二なんて人は居ない。つまりいくらでも替えがきくのだから、もうリスクとってこの人をわざわざ呼ぶことは誰もしないだろう。呼んで問題起こされたら、呼んだこと自体が問題視される。
3、プロ棋士になるには師匠の元に弟子入りする必要があるため、棋士はマナーや品位が担保されているものです。この女流棋士については、師匠や連盟からの指導が行き届いていたのか疑問に思います。指導の効果がないほど本人の性質が破綻していれば、棋界の不利益となるため、破門・除名が妥当です。昔の人の言葉ですが、結局は大衆娯楽としての職業なので、ファンを不快にさせている時点で本人の行動は間違っています。
4、彼女は、発言のTPOがわからない人なんだろう。クローズドな場で親密な間柄であれば許されるものと、それ以外がわからないのであれば、今後も舌禍のおそれが多分にあり、公の場に出さない方がいい。
引用元:https://news.yahoo.co.jp/articles/82344f98e9995ea63b35b33b4b4f6b6d1233c40c,記事の削除・修正依頼などのご相談は、下記のメールアドレスまでお気軽にお問い合わせください。[email protected]