ニデックは、内部管理体制および不適切な会計処理問題への対応として、日本取引所に改善計画・状況報告書を提出しました。背景には、創業者である永守重信元代表が株価至上主義を強調し、周囲がその意思を忖度する文化が存在し、これがガバナンスの脆弱性につながったとされています。昨年10月、ニデックの株式は「特別注意銘柄」に指定され、日経平均株価の構成銘柄から除外されました。上場廃止を避けるため、ニデックはコンプライアンス体制と内部監査体制の強化を計画し、ことし10月までに実施する予定です。

不適切な会計処理の発覚は企業倫理の根幹に関わる重大な問題であり、ニデックのケースはその典型例です。株価維持に過度に執着するあまり、内部統制が脆弱になり、ガバナンスにおいて不適切な忖度が常態化する事態が生まれました。会社の内部管理体制を改善するためには、透明性を高めた監査とコンプライアンス遵守の徹底が必要不可欠です。
まず、第三者委員会による独立した監査を強化し、次にコンプライアンス違反に対する厳しい罰則を設けるべきです。そして、長期的には、企業文化を改革し、個人の意思への忖度ではなく、健全な企業価値の追求へ向かうことが求められます。この一連の問題を通じて、不適切なリーダーシップがどのように企業全体の機能を損ねるかを学び、より持続可能な成長へ向けた行動を取ることが重要です。

ネットからのコメント
1、中に居た人間としての目線で言うと、確かに永守のオッサン以下の役員から部長クラスが過剰に忖度する雰囲気は感じられた。例えば、永守のオッサンが”1”言うとその下の役員クラスがそれを4~5にし、更にその下の部長クラスが7~8にし、最終的に現場レベルに降りてくる時には10になっているというようにね。この会社では執行役員クラスでもミスをすると直ぐに出勤停止や降格・減給があり、ある役員なんかは”減給ばかりで嫌になっちゃうよ”と言っていた事もあった。
ただ、いずれにせよそういう雰囲気を作り出していたのは紛れもなく永守のオッサンで、他の大手企業で考えられない少額稟議の承認にも意見・承認プロセスに加わるので、このオッサンが全てにおいて悪い事は間違いない。
2、代表権はないだろうが名誉会長として会社に名前を残して会社は変われるのだろうか?新しい代表者の方々が名誉会長の顔色うかがって経営するならなにも変わらない気がするが。
3、昔は、長く働き過ぎて、近所から苦情が来て、動労基準局が抜き打ちに来た時に、受付で時間を使わせ、その間に、全員が体育館に集められ会議ですと言って、証言を取れなかったという話を聞いたことがあります。永守さんが平成の1番の社長だと言ったランキングが何回か見たことがあり、オールドメディアは何をしているのかを思った。
4、皆さんの想像通り、ガワは大企業でも中身は中小企業と言う事でしょう。管理職は都合の悪い時に、親指を立て、これがうるさいから頼むよ~とか言って自分の都合の良い様に歪曲した指示をしていたのだと思う。それをそのままにした永守氏の罪は大きいことは間違いない。
これを是正しようとすると、外部コンサルに莫大な費用を支払い、社内監査システムを構築して、決裁までに煩雑な手続きと時間を有する様になり、働く側は誰も得しません。ステークスホルダーは一見システム化され業績がupすると思いがちですが、有能な人材は外部流出して、外に小回りの利く会社を作り、そちらに仕事が流れていきます。そして30年後に同じ轍を踏みのかも知れません。まあ、こういう会社の企業形態は推して知るべしですね。
引用元:https://news.yahoo.co.jp/articles/437fcffb709495758741a16c3ce22304258802f6,記事の削除・修正依頼などのご相談は、下記のメールアドレスまでお気軽にお問い合わせください。[email protected]