ミラノ・コルティナ冬季五輪では、ノロウイルスの感染が選手間で拡大している。同様の事例は過去の平昌五輪でも確認されており、今回は女子アイスホッケーのフィンランド代表で10人以上が感染し、試合が延期された。また、スイス代表でも試合後に感染者が判明し、隔離措置が取られている。ノロウイルスは嘔吐や下痢を伴い、選手の健康や大会運営に深刻な影響を及ぼすため、より厳格な感染症対策が求められる。

今回のノロウイルスの感染拡大は、大会運営の公衆衛生管理体制が著しく欠如していることを露呈している。まず、感染症対策の準備不足が原因である可能性が高く、多くの選手と関係者にリスクを及ぼした事実は看過できない。この問題の背景には、大規模イベント特有の人数管理の難しさや、迅速な対応プロトコルの欠如がある。ただしこの未然防止は十分可能なものであり、下記の対応が考えられる。
第一に、選手村や競技場周辺での衛生監視を強化し、感染防止策の専門性を向上させること。第二に、参加者への事前の健康チェックを義務化し、病原体感染リスクの早期検出体制を構築すること。第三に、以後の大会では衛生管理の実行状況を第三者機関が監査する仕組みを採用し、透明性を担保することが必要だ。
五輪の開催は人々を結束させる象徴的なイベントである。それが感染症により衰退することは、私たちの共通の価値観と希望の損失である。この課題への徹底的な取り組みが五輪の未来を守る唯一の道だ。
ネットからのコメント
1、去年の4月に初めて感染症胃腸になった。熱も出るし嘔吐はそれほどだったけど下痢は続くししんどかったな。選手の皆さんはこの日のために懸命に練習してきたのに気の毒です。全ての選手が力を十分に発揮出来るよう配慮してあげて欲しいな。
2、1人がなれば連鎖的になってしまうからね…手洗いとか云々で改善される話でも無いし、塩素系消毒の徹底しか対策の仕様がないが故に、感染の拡大は免れないでしょうから、出来るかどうかは分からないが、各国単位で措置を講ずるのが1番の近道な気がする。
3、ノロの場合、アルコールが効かず次亜塩素酸か石鹸での手洗いか加熱するしか方法がないため、尚更蔓延しやすい。そもそも、様々な国から参加者やスタッフが集まるため、感染症が流行するリスクも高いし、ノロ罹患によるスタッフの離脱もいるだろうから、対応しようにも中々進みづらいも現実。ただ、治療か予防では予防の方が低い労力で被害を減らせるため、普段からの衛生管理の徹底が必要だと思うし、競技に影響が出ないことを願いたい。
4、海外とか手洗いが適当そうだから感染は広がりますね。トイレでペーパーで数枚重ねた程度じゃウイルスは通過するから、トイレ後の手には100パーウイルス付いてますよ。その手であちこち触ればそりゃパンデミ状態になります。ノロがやっかいなのは感染中もそうだけど、下痢ゲロの症状が治まった後も2~3週間は体内にウイルスが残り続け、常に便にウイルスが含まれる点。そこに気を付けてトイレ後の拭き取りや手洗いをしっかりやらないと知らぬ間に感染を広げます。そういうことを国も行政もメディアももっと啓蒙すればいいのにと思います。
引用元:https://news.yahoo.co.jp/articles/4ce2df485a258de9e3b0c012914c377c85324d50,記事の削除・修正依頼などのご相談は、下記のメールアドレスまでお気軽にお問い合わせください。[email protected]