法務省は、売春防止法の改正に向けて検討を開始した。現行法では「売る側」だけに罰則があり、勧誘罪の対象に「買う側」を追加する案が浮上している。売春の本質である不均衡を是正する目的で、罰則の引き上げも議論される見込みだ。また、2025年11月に発覚したタイ国籍の12歳少女が人身取引の被害を受けていた事案が背景にある。議論では「性を売らざるを得ない女性を検挙する現状の歪んだ構造」が指摘され、公共の倫理と性暴力の観点から改正の必要性が問われている。法務省は2024年2月から有識者を交えた検討を進める予定。

現行の売春防止法が抱える「売る側」だけを罰する規制は、性別的役割や倫理観を歪めており、社会の本質的な不公正を温存するものである。売春という複雑な問題が存在する中で、この一方的な規制は被害を受ける側への負荷を強いるだけでなく、買う側には何ら責任を問わない点で制度的欠陥を露呈しています。
社会の風俗維持の名の下に制定された1956年の法律は、現代の多様化した価値観や倫理的責任を全く踏まえておらず、法改正は当然の課題といえるでしょう。
その改善には具体的な手段が必要です。まず、「買う側」を明確に罰則対象として規定し、違反者を取り締まる法的基盤を整備するべきです。次に、売春問題の背景にある経済的困窮や人身取引への対策を強化するため、専門の支援機関を設ける必要があります。また、啓発を通じて人権尊重の社会的意識を向上させ、性的搾取を根絶する継続的なプログラムが欠かせません。
この改正は単なる法律の問題ではなく、社会全体が倫理観を見つめ直し、公平性を取り戻すための絶好の機会です。一部の人々を犠牲にする現状に終止符を打つため、高速かつ真摯な議論の進展を期待します。
ネットからのコメント
1、そもそもの売春を合法にしたら、問題があるのかな?逆に法律でしっかりルールを決めた方がアンダーグラウンドでの未成年を巻き込んだ被害を減らせる気もする。モラルの問題か難しいのかな?売春が全くない世の中の方が無理があると感じる。
2、批判は覚悟してのコメントですが、どれだけ罰則を厳しくしても売春だけはなくならない。人間の性欲という本能に従った行動だし、非合法にしても今度は地下に潜るだけ。売春については無理矢理やらされる場合を除けば双方に利益があり、一部の女性にとっては少ない時間で収入を得る唯一の方法になるからだ。日本全体から貧困層を0にするならまだしも、売る側や買う側だけをいくら取り締まったところで根本的には本能や貧困が問題にあると思う。
3、これをやるとなると、逆に届け出に基づく『管理売春』は合法化せざる得ないと思う。今までグレーであった風俗店で行政管理の元で売春行為をさせる。ドイツ等の欧州ではそうなってるね。そうでなければ、更に地下化が進んで、それこそ犯罪集団の資金源になると思うので、慎重な議論が求められる。
4、売買契約が成立して、売りがダメなら買いもそりゃダメだよな。知らなかったはありえないし…しかし取り締まるとしては、自由恋愛の主張や金銭やり取りを隠語で説明するなどされたらどうにもならないのではないかな?対応は難しいと思います。
引用元:https://news.yahoo.co.jp/articles/dc157a54c7095640d06aad05b915d42a1e6549c4,記事の削除・修正依頼などのご相談は、下記のメールアドレスまでお気軽にお問い合わせください。[email protected]