現在、日本国内で増加しているご当地ブランドをかたる“ニセ広告”が指摘されています。新潟・燕三条、岐阜・関市、岡山・倉敷市児島地区、岩手・南部鉄器といった有名な地方ブランドが被害を受けており、広告には「伝統工芸を救ってほしい」など情に訴える文言や「中国製」と書かれた粗悪品、誤字だらけの説明が特徴。たとえば、「燕三条のフライパン」広告ではフライパン表面の仕上がりが雑、岐阜の刃物では非実在の刃物金賞受賞を謳う虚偽広告が確認されています。大半の広告業者は中国発で、「百年工場」など虚偽の情報を用い消費者を欺き、不良品や商品が届かない被害が多発しています。これに対し、各地のブランド関係者から強い怒りや削除要請がされていますが、業者との“いたちごっこ”が続いています。

地域ブランドを悪用した“ニセ広告”の横行は、消費者、製造業者、地域経済の信頼を根底から揺るがす問題です。
まず、こうした広告がなぜ広まるのか。それは、専門家も指摘する通り、日本が国内外へのブランド保護において十分な対策を取れていないからです。また、広告プラットフォーム側も責任を持って事前審査が行われているわけではなく、不正な運営元が跋扈する環境を放置しています。

問題を根本的に解決するためには、以下の対策が急務です。
地域ブランドの法的保護を拡充し、不正利用者への強力な対応措置を確立する。検索サイトやSNSなどの広告プラットフォームに対し、広告の透明性と信頼性を向上させる監修システムの導入を義務化する。市場調査や情報提供を通じて、消費者教育を積極的に行い、購入時の注意点を啓発する。
地域ブランドは、長年の努力と伝統に裏打ちされた誇り高き文化の結晶です。それを悪質商法の手段とすることは、日本の基盤である地域産業そのものを傷つける行為であり、断じて許されません。消費者が安心して本物を選べる未来を築くため、今こそ自治体、警察、消費者保護団体が一体となり、早急かつ断固たる行動が求められます。
















ネットからのコメント
1、YouTube観てると、この種の広告が頻繁に流れてくるが 明らかに登場人物や背景が中国系だし言葉が変で詐欺広告って判別出来ますが、こんな広告を簡単に承認してしまうYouTube側にも問題あると思う
2、関の刃物の爪切りを通販で買いました。製造元は関の住所が書かれていて、関の刃物のお土産品のような富士山と桜のきれいな爪切りでしたが、まったく爪が切れない。刃と刃の隙間が1mmも開いていない。切ろうとしても爪が入らない。爪の厚さすら開いていない。そして受け口みたいな刃のズレ。ヤスリのまわりはバリ取りしてないのか?ってくらいの手を切りそうな鋭利な状態。
商品の検品もしてないのか?と驚きました。交換もしくは返品の連絡をしましたが、完全に音信不通。関の刃物と名乗ってるのにこんな詐欺ある?って思いましたが、1000円だったので被害は少なかったです。これも偽物だったのかな。
3、よくアプリ内広告で70%オフ!とか90%オフ!とか普通に考えれば詐欺かとわかる様な内容だけでなく、かなりリアルな設定の詐欺広告もあったりと判断が難しくなっているところがあります。某中国系ショッピングサイトもずっとクレジット情報や個人情報が盗られるといった噂は絶えませんが、実際にはインフルエンサーと呼ばれる方々が紹介していたりすることも多々あります。正直何が正解か分からんことが増えてますね。
4、この問題の根源は、「プラットフォーム側の収益構造」にあります。広告を出稿する側が「悪」であることは明白ですが、その広告から収益を得ているSNSプラットフォーム側が、「偽ブランド広告による収益の受益者」になっている矛盾を突かなければ解決しません。明らかに偽物と判明した広告を掲載し続けた場合、広告媒体側(MetaやGoogle等)に、被害額の一部を賠償させる法的枠組み(プロバイダ責任制限法の強化版)が必要です。
引用元:https://news.yahoo.co.jp/articles/489de2ac9c3a4396ce5c5e9cae39f9d317416636,記事の削除・修正依頼などのご相談は、下記のメールアドレスまでお気軽にお問い合わせください。[email protected]