2月1日、山梨県山梨市牧丘町成沢地内の山で、仲間同士による狩猟中の猟銃誤射事故が発生しました。午前9時頃から始まった狩猟活動中、42歳の地方公務員の男性が獲物と誤認し、猟銃による発砲を行い、74歳の男性が左肩付近を負傷し重傷を負う結果となりました。事故は午後1時30分頃に判明し、被害者と加害者を含む仲間6名で活動していた状況下での出来事です。

この事件は、狩猟活動における安全確保の意識不足と管理体制の不十分さを問題視せざるを得ません。狩猟は法律で厳格に規定された活動であり、時に命に係わる危険が伴います。それにもかかわらず、今回の事故はそのリスクを認識せず、お互いの位置や標的の明確化を怠った結果です。狩猟に参加する各人が、銃の扱いや事故防止策を徹底する責任を持つべきであり、それを怠った現状に対する問題点は不容認です。
この問題を解決するには、まず、安全講習や免許更新時の厳しい技術試験を制度化し、意識の欠如を是正すべきです。また、グループでの狩猟活動には専用の安全管理リーダーを配置し、参加者の位置確認を管理させることで事故を未然に防ぐ仕組みを設ける必要があります。そして、GPSなどの安全装備を全員が携帯し、誤射リスクを物理的に減少させる取り組みが効果的です。
この事件は単なる偶発的な事故ではありません。命を危険にさらす狩猟活動において安全対策を軽視することが、いかに痛ましい結果を招くかを浮き彫りにしています。一つの誤射が家族や社会に深刻な影響を与える現実を直視し、徹底した制度改革と意識啓発を進めるべきです。命を守るための努力は必須であり、過失が繰り返される余地などあってはなりません。
ネットからのコメント
1、山に入るハンターは目立つ色味の服装を着用している筈だと思いますが、猟銃を構えて狙いを定めた時点でターゲットの判別や判断する余裕がないようなら適性がないのかもしれませんね。どんな仕事でも場数を熟して徐々に経験を積んでいくものではありますが、文字通り取り返しのつかない引き金を引いてしまったらおしまいですから。
人手不足でもありながら一方で育てなければならない、そして何より命懸けの仕事ですから非常に難しい問題だと思います。
2、猟師をしています。記事には詳しい内容がありませんでしたが、おそらく巻狩りではないかと思います。巻狩りは人間と犬が役割分担をして、チームワークを磨く猟法ですが、難易度が最も高い猟です。これは捕獲するのが難しいだけではなく、誤射やその他トラブルを未然に防ぐ難しさがあります。私は所属していた猟友会の副会長が、普段偉そうにしているのに、射撃場ではまともに銃すら扱えず、指導員に激ギレされているのに逆ギレを返している姿を見て、猟友会を辞めて巻狩りとも距離をおきました。 狩猟とは徹頭徹尾、自己責任の世界です。地域の悪しき因習であろうが、保安上問題があるとすれば従うべきでは無いと私は考えます。野生動物より人間の方がよっぽど怖いです。
3、確信がないものは絶対に撃たない。影や音だけで判断しないのが基本だよ。見るポイントは三つ。シルエット、動き、場所。獣は四足で背中が低く、一定のリズムで進むことが多いけど、人は二足で肩幅があって、止まったり屈んだり動きが不規則。
登山道や沢沿い、尾根みたいに人が入りやすい場所では「今日は獲物いないかも」って前提に切り替えるのが大事。距離も重要だよ。スコープで倍率を上げても正体が分からない距離は、撃つ距離じゃない。藪越し、逆光、霧の中は特に注意。人工物の直線や角、オレンジや赤、反射素材が見えたら即セーフティ。色が見えないから獲物、は絶対ダメ。そしてね、声掛けと共有!「人います!」って叫ぶ勇気、無線で位置を伝える習慣、撃線の確認。仲間でも位置が分からない瞬間は撃たない。銃口は安全方向、指は撃つ直前までトリガーから離す。獲物はまた会える。でも命は一度きり。
4、「獲物と間違えた」という言い訳は狩猟事故で繰り返されるフレーズですが、引き金を引く直前に標的を100%目視確認するという鉄則中の鉄則さえ守っていれば絶対に防げたはずであり、それを怠った時点でそれは単なるミスではなく、銃を持つ資格すらない重大な過失と言われても反論できないのではないでしょうか。
引用元:https://news.yahoo.co.jp/articles/a7cee36105bbcb0a7490a3881cedaab0169e6796,記事の削除・修正依頼などのご相談は、下記のメールアドレスまでお気軽にお問い合わせください。[email protected]