2025年7月、シネコン(映画館)の売店における大行列問題が再燃しました。特に、映画『劇場版「鬼滅の刃」無限城編 第一章 猗窩座再来』公開に伴い、三連休中に多くの観客が長時間並ばなければならなかったことがSNSで炎上。行列は1時間以上に及び、本編が始まる前に購入できない人も多数いたとのこと。
この問題は過去にもたびたび指摘されており、シネコン運営側がセルフオーダーシステムやモバイルオーダーを導入しているものの、対策の速度は遅く、問題解決には限界があるとの声が上がっている。特に、飲食物持ち込み禁止のルールが観客の不満を呼び、顧客満足度の向上が求められています。
【批判型】
シネコン売店の大行列問題は、もはや恒例のようになっています。『鬼滅の刃』の公開をきっかけに再び顕在化したこの問題は、単なる不便どころか観客に対する無理解に近いものです。映画館運営側は何度も「改善策」を講じていると報告していますが、そのスピードは非常に遅く、何年も同じ問題が繰り返されています。
問題の本質は、映画業界全体の顧客重視が欠如している点です。平日ガラガラで、週末に急増する混雑に対応できる体制が整っていないのは、経営上の投資優先順位の結果に過ぎません。しかし、それは映画館の本質的な使命を放棄した姿勢とも言えます。飲食物持ち込み禁止というルールを守る観客に対して、利便性や満足度の向上を最優先に考えた運営ができていないことは、まさに顧客不在の証拠です。
解決策として、まず売店の運営方法を根本的に見直し、ピーク時の人員配置や効率化を進めるべきです。次に、事前のオンライン注文やピックアップサービスを徹底し、並ばずに済む方法を提供すべきです。そして、飲食物持ち込み禁止という運営都合を顧客ニーズに合わせて見直す必要があります。映画業界が生き残るためには、顧客第一の視点を持つことが求められます。
ネットからのコメント
1、毎回思うんだけど、いくつかあるレジの内、1・2ヵ所ドリンクオンリーのレジを作っても良いと思うだよね。レジの混雑の原因はフードの準備に時間が掛かる為だし、ドリンクオンリーのレジを置いてドリンクしか買わない客を迅速に捌いていった方が効率が良いし、馬鹿みたいな長蛇の列も出来にくいのでは?
2、売店での飲食物の購入が遅れて、真っ暗な中入ってきて、ポップコーンをばら撒いて謝っている人もいる。飲食物の持ち込みを禁止するなら、スムーズに買えるようにするのは責任だと思う。売店が激混みで、映画開始に間に合わないなら、一時的に持ち込みを認めるなどの柔軟に対応して欲しい。
3、飲食の持ち込みされると音に配慮できない飲食の持ち込みや、こぼして汚れるなどの理由がありますが、売上に響くのが本音です。近所のカラオケ店では下にコンビニを併設され、持ち込み可にしています。カラオケ店でもメニューアイテムに限りがあり、人員確保や人件費、設備投資も負担になります。それならば飲食にかかる負担を軽減される対策も良いと思います。問題は音ですが、映画一本で大きいカップのドリンクを飲むと途中でトイレに行きたくなります。そろそろ飲食について方針転換をされても良い時期だと思います。
4、実際には4DXでもないかぎり持ち込みのペットボトルや水筒を注意する映画館はほとんどない。客のモラルでどこまでコンセッションで購入した飲食物意外持ち込み禁止を守るかだ。炭酸飲料のペットボトルはあけるときに「シュッ」と音が立つとか、パンは意外と袋のガサガサ音がするとか、コンセッションの販売物の販売方法ってこういうところにある程度配慮された紙カップ、紙でくるんだホットドッグとかになっていることが多い。割高なコンセッションの飲食物を買って、持ち込み飲食物でガサガサ音をたてる輩と遭遇するとなんだかなぁと思う。
引用元:https://news.yahoo.co.jp/expert/articles/09b1f715c4963ef23996180711d4d4f04a0ac34c,記事の削除・修正依頼などのご相談は、下記のメールアドレスまでお気軽にお問い合わせください。[email protected]