2025年6月、東京・渋谷区の「フローレンスこどもと心クリニック」で、小学生を対象としたピル外来が開設され、女性ホルモンを調整することで生理の症状(腹痛や経血量の多さ)を軽減できることが発表された。医師の栗原史帆氏は、生理による日常生活の支障を解消するために、ピルが有効だと述べた。
一方、シングルファザーの仙田学氏は、娘の成長に伴い、身体の変化に戸惑いながらも、日々食事や体調管理に気を使っている。調査では、8割の女性が父親と生理について話したことがないと回答。生理については、社会全体で男女問わず理解し合うことが重要だという指摘もある。
【批判型】
現在、父親と娘が生理について話す機会が少ない現状が浮き彫りになっています。調査結果によると、8割の女性が父親とこの話題を共有したことがなく、これは非常に問題です。生理は女性だけの問題ではなく、家庭内での理解やサポートが不可欠です。しかし、父親はこの重要な問題について無知であることが多い。
これは、社会全体の性教育の欠如が原因と言えます。性教育は単なる知識の伝達ではなく、感情や価値観を共有する場でもあるべきです。
解決策としては、まず、親が性教育を積極的に取り入れ、子どもが質問しやすい環境を整えることが求められます。さらに、性教育を男女共に同じタイミングで行い、女性特有の問題に関しても男性が理解し合うことが大切です。最後に、学校や地域社会でも性教育を強化し、家庭内での対話の重要性を広めるべきです。
【安慰型】
娘さんの成長に戸惑う気持ちはとても理解できます。親として、特に父親として、体調や生理のことをどう扱っていくべきか分からないのは当然のことです。生理というデリケートな問題にどう向き合うか、何をどう話すか悩む気持ちもよく分かります。
ですが、あなたが娘さんと一緒に悩み、調べ、学ぼうとしていること自体が、娘さんにとっては非常に大切なことです。
誰しもが最初は知らないことから始めます。あなたが示す理解と優しさが、娘さんにとっては大きな支えになります。娘さんが自分の体や気持ちに関して話しやすい環境を作り続けることで、きっと良い関係が築けるでしょう。焦らず、一歩ずつ共に学びながら進んでいってください。
ネットからのコメント
1、父親には生理のことは触れて欲しくない、男性が生理について話をするのは嫌だと言いつつ、自分の生理の辛さを理解されないことにはそれに不満を持つ声はよく聞きますが、立派なダブルスタンダードです。「生理について理解して欲しい」という女性は都合の良い時だけ男性に理解を求めるのではなく、男性が生理のことについて話をしたり、学ぼうとする姿勢についても理解を示すべきだと思います。父親としても、異性だからと遠慮せずに、親としての自覚をもって接することが望ましいです。
2、子宮頚がんワクチンの接種も、婦人科で母も付き添うよう言われました。異変があればすぐ対応できるように。
娘はワクチン接種後にお腹が痛くなり、トイレの中まで付き添うように言われました。婦人科で男性が待合室に入るのも気まずいだろうし、父子家庭の場合大変だなと思いました。
3、母が他界し父子家庭でしたが、初潮が来ても恥ずかしさなのか嫌悪感なのかお父さんには言えませんでした。叔母が親切でナプキンや下着、ナプキンの付け方の説明書を一式準備してくれていたので困ることはなかったですが、お父さんも中々踏み込めない出来事だと思います。学校でも性や生理について男女問わず授業を受けれたり(私の学生時代は保健の授業では男女で別れての授業でした)、ナプキンの付け方など授業や何か目にできる教材があればありがたいと思います。
4、男女がそれぞれ知らないお互いの身体の仕組みについて知った方がいいと思うし、年齢に応じた教育が足りてないとも思います。しかし、もう成人して教育機関から離れた成人が異性の身体の仕組みについて身近な異性から学ぼうとするのは相手次第だと思います。父に話したくない娘がいたとしても話したくない娘さんが悪いわけではない。図書館の書籍でもなんでもいいので、個人にフォーカスせずに学ぶのが思いやりな気がします。
引用元:https://news.yahoo.co.jp/articles/4dd3ddce69978ba5097478f1027bf54b9ac97086,記事の削除・修正依頼などのご相談は、下記のメールアドレスまでお気軽にお問い合わせください。[email protected]