第一段階：概要

2025年7月、参政党は参院選で大躍進し、その成功の要因としてYouTubeなどのSNS活用が挙げられる。政治系ユーチューバーが参政党の演説会を取材し、視聴数が急増した様子が報告されている。特に、ユーチューバーに対しては配信許可証が与えられ、党のSNS戦略が注目された。

さらに、党の支持層には旧統一教会や創価学会の元信者が多く、党の進化に共感したとされている。こうした信者たちは、従来の政治支援先を離れ、参政党を支持するようになった。

第二段階：コメント（批判型）

今回の参政党の躍進には、SNS活用を巧みに行った一方で、その背景に危険な要素が隠れていることを見逃してはならない。ユーチューバーやSNSが選挙戦の鍵となったこと自体は、新たな選挙戦略として注目に値する。しかし、参政党がその成長を宗教団体に依存する形で築いてきた点は問題だ。旧統一教会や創価学会の元信者が支持を集める現象は、単なる政治的転向にとどまらず、政治と宗教の不健全な結びつきが生まれる危険性を孕んでいる。

これにはいくつかの根本的な問題がある。まず、政党が宗教団体からの支援を受け入れることで、党内の政治判断が信仰の影響を受ける恐れがある。

次に、信者がSNSを通じて拡散する情報に対する責任が不明確であり、誤った情報や偏向した意見が広まりやすい環境を作り出していることだ。そして、最も重大なのは、SNSを駆使した政治的プロパガンダが、選挙戦における公正性を欠く可能性があることだ。

解決策として、まず第一に、政党が宗教団体からの影響を完全に排除するべきだ。政治と宗教は厳格に分離されるべきであり、信者の支持を求める際には透明性を保つことが不可欠だ。第二に、SNSでの情報発信に対するガイドラインを明確化し、誤情報を防ぐ仕組みを作るべきだ。そして最後に、SNSを利用した選挙戦では、選挙活動の公正性と民主的なプロセスを確保するために、厳格な規制を設ける必要がある。

参政党は、自由な選挙戦を支えるべきだが、その手段が社会的な公平性を損なうものであってはならない。

ネットからのコメント

1、自民党の票が参政権にも流れたから、そう言った人も支持したってことでしょう。1番大きいのは、今までどこに入れても同じだと感じていた人が入れたいと思えたこと。そういう意味も含めて、投票率が上がったと思う。

ただ、参政党はこれからの働きも見られるから期待に応えられないときは、また別の党に票は流れる可能性があると思う。だから他の党も頑張れば良いと思う。それが日本が良くなることに繋がると思う。

2、この政党の活動の根源はオーガニック信仰なので、カルト集団に属するような層に支持されがちだし、保守の皮を被ることでエセ右翼層も取り込んで、今回は本当に上手くやったと思います。ですが、憲法草案も含めて公約の内容があまりにも未熟で幼稚ですし、主義主張もコロコロ変わって一貫性がないので、おそらく法律や行政の知識を持ったスタッフが内部にいないのでしょう。このままではすぐに化けの皮が剥がれると思います。

3、応援して当選させるのは有権者の自由だと思います。しかしそのあとも応援した政党がきちんと公約実現するために動いているか監視もするべきです。参政党の場合、言う事がコロコロ変わるなどの指摘をこれまで受けているので、そうでないことを証明するには、応援した人が厳しい目でこれからも見ないといけません。これだけの支持を得たのだから、死に物狂いで減税を実現する姿勢を見せてほしいと思います。

4、要するに参政党がユーチューバー優遇して既存のマスコミを軽視してるのが気に入らないからイチャモンつけてるってわけね（笑）あと、これだけの議席を取った政党である以上、投票した人の中に旧統一教会や創価学会がいたところで何の不思議もないよ。たぶん他の政党に投票した信者もそれなりにいると思う。マスコミならそういうことこそ取材すべき。