2025年7月22日に放送されたNHKの音楽番組『うたコン』では、作詞家・松本隆の作詞活動55周年を記念して、松田聖子の名曲「赤いスイートピー」が氷川きよしによって歌唱されました。氷川は、この曲を5月28日に亀田誠治プロデュースでカバーし、その際、自身の「歌の原点」として松田聖子のコンサートを挙げており、松本の歌詞に共感していると述べています。
松本が作詞した「赤いスイートピー」は、時代を越えて多くのアーティストにカバーされ、特に若い世代にも人気があります。松本はこの曲を作詞する際に、花をモチーフにした表現を使い、聴き手や歌い手がそれぞれの感情を重ねやすくしていると語っています。名曲として広く愛されている理由は、松本が歌詞に込めた情感や、歌い手の解釈の幅にあります。
氷川きよしさんの「赤いスイートピー」のカバーを聴いて、心に響くものがありました。この曲が放送される度に、時代を越えて多くの人々の心を温かくしてきたことを感じます。特に氷川さんが自分の「歌の原点」としてこの曲を振り返ったことに、深い共感を覚えました。誰もが持っている“最初の感動”を、音楽を通じて再発見できる瞬間というのは、人生においてとても大切なものです。
私たちも時には、過去の思い出や最初に触れたものが心に残り、それが今の自分を形作っていることがあります。「赤いスイートピー」の歌詞に込められた切なさや希望を、自分なりに感じながら、心を軽くするひとときとなりました。どんなに年月が経っても、音楽の力は心を癒し、前向きにしてくれるものだと改めて感じさせてくれます。
ネットからのコメント
1、昭和は、メロディーと歌詞がぴったり合う情景の浮かぶ歌がたくさんありました。いい歌はいつまでも歌い継がれていくと思います。なごり雪や木綿のハンカチーフ、神田川なども物語があっていいですが、聖子ちゃんチームは、また新しい分野を開拓したと思います。風立ちぬの『すみれ、ひまわり、フリージア』の意味はなくても逆にそのフレーズが深く記憶に残ってるのは素晴らしいですね。一部のタレントの宣伝だけでなく、このような読み応えのある記事が読みたいです。
2、この当時の曲作りは本当のプロ集団が手がけていたんだと、今になって気づかされる。プロの作詞家。プロの作曲家。プロの編曲家。プロのスタジオミュージシャン。
これらが融合したプロの総合芸術。当時は「音楽なんてこういうもんだろ」と気にも留めていなかった。だけど後世になってから当時の人々がいかに凄かったのか再認識。時代が変遷し、アーティスト自身が曲を作ることが主流になって、ようやく失われた過去の価値が判った感じがする。
3、この歌が世に出たころ、スイートピーには赤の品種はまだ無く、ヒットをきっかけに品種改良が進み、約20年後の2002年になってようやく種としての開発に成功したという話を読んだことがあります。新しい品種を作ってしまう程のヒット曲なんて、もう出ないかもしれない。
4、松任谷由美(呉田軽穂)と松本隆さんの曲としては赤いスイートピーも好きですが、瞳はダイアモンドも大好きです。切ない曲なのにウェットになり過ぎない、ユーミンの絶妙なソングライティングと松本さんの歌詞がピッタリハマって、松田聖子さんの曲の中では一番好きかも。
引用元:https://news.yahoo.co.jp/articles/3cfdbe19706c830450f00e2877b851d05c6e9621,記事の削除・修正依頼などのご相談は、下記のメールアドレスまでお気軽にお問い合わせください。[email protected]