文部科学省が幼稚園の1クラスあたりの幼児数基準を31年ぶりに改定し、「原則35人以下」から「原則30人以下」に引き下げると発表しました。この新基準は2024年4月より適用されます。松本洋平文部科学大臣は、この改定により、より質の高い幼児教育が実現可能になると説明。一方で、文科省の調査結果では、すでに全国の幼稚園の約95%が「30人以下」のルールを実践しており、半数以上は「20人以下」にとどまるなど、実態との乖離が指摘されています。

今回の変更は、制度の形式的な改善に留まっていると言わざるを得ません。教育の質の向上を語る一方で、現場の課題を軽視しているように見受けられます。例えば、幼児数を減らしても、十分な教員が配置されなければ成果は伴いません。また、すでに達成されている基準を制度として改めたからといって、現実の教育環境が抜本的に改善する保証はありません。
この問題を解決するには次の措置が必要です。第一に、教員不足や待遇改善の根本的解決に取り組むべきです。第二に、基準引き下げによる恩恵が行き届かない地域への特別予算を拡充すること。第三に実態調査を年度ごとに実施し、データに基づいた政策を展開すべきです。こうした取り組みなくして、政策の真の効果を実現することはできません。
制度変更は重要な一歩ですが、形だけの改定ではなく、本当に子どもの利益を考えた徹底的な改革が求められます。
ネットからのコメント
1、あたかも高い質の幼児教育を目指すようなことを言ってるけど、1クラス30人にも満たない幼稚園も増えてきています。今後は閉園する幼稚園がもっと増えるでしょう。文科大臣は少子化に対する危機感が全くないのでは。経営が成り立たない幼稚園が増えているだけです。
2、いやいや…少子化だから必然的に30人以下と言わず、1クラス20人にも満たない幼稚園結構ありますけどね。。質の高い幼児教育よりも、子供を産み育てるのに安心で金銭面も心配しなくても良い社会制度を作るのが遅すぎましたよね。
3、35人もの園児を1クラスにしていたことに驚きました。1クラスにつく保育士は1人だけという事もあるのでしょうか。教育は小さい子供ほど手間がかかります。昔小学校の教師をしていた事がありますが、低学年の先生が優しいながらも、生活のルールまでとても熱心に教えておられて、そんなクラスの子供達を中高学年で受け持つと、子供達の能力がグングン伸びるので凄いなあと感心したものです。勝手に遊ばせておけば良いという幼稚園など今はほぼないと思います。保育料無償化なども良いですが、30人でも世話をされている保育士さん達に、十分な手当がいくように助成して欲しいと思いました。
4、高市さんにお願いしたいこと未就学児の保育と教育についての監督官庁が内閣府、文科省、厚労省、こども家庭庁の4つの省庁に跨ってしまっていることが非常に問題であると考えます教育に絞れば文科省、保育と給食は厚労省が秀でていると感じます省庁再編を含めて国民と施設側にわかりやすくシンプルな行政対応をお願いします
引用元:https://news.yahoo.co.jp/articles/3fe9dbb9b33ad407b04980a081a6b24604685988,記事の削除・修正依頼などのご相談は、下記のメールアドレスまでお気軽にお問い合わせください。[email protected]