神奈川県警第2交通機動隊において、40代の巡査部長ら7名が虚偽有印公文書作成・同行使の疑いで書類送検されました。おととし、不適切な取締りが行われ、スピード違反や車間距離不保持の交通違反切符に虚偽の記載がされていました。また、必要な実況見分を省略し、「実況見分調書」を虚偽作成する事態も発生。現場では、巡査部長の支配的環境が問題視されました。結果として約3000件のうち約2700件の違反処分が「不適正」とされ、約3500万円が返還される予定です。再発防止として、巡回指導官の配置や相談窓口の設置、ドライブレコーダーの活用が検討されています。

この事件は警察の信頼性を大きく損なう結果を生み出しました。本来、市民の安全を守るべき役割を担う機関が、その使命を私利私欲のために歪めたことに強い疑問を覚えます。現場の効率化への焦りや「間違った正義感」による不正行為は、組織全体の管理体制の欠如が間接的に助長したものといえるでしょう。
問題の本質は、現場の不適切な上下関係と透明性の欠如です。一部のリーダーの影響力が強大化する組織の構造により、部下が声を上げることができる仕組みがありませんでした。また、幹部が指標を重視しすぎることで、現場が数値目標を追うあまり、初動での透明性や正確性が犠牲になった構造的欠陥も浮き彫りになりました。
解決策としては、以下が必要です。
取締り過程の完全映像記録化により透明性を強化する。上司に依存しない匿名通報制度を導入し、現場の声を拾う機能を促進する。ノルマに代わる新しい評価指標を策定し、質に基づいた取り締りを推奨する。市民からの信頼を再構築しなければ、社会基盤そのものが脅かされる可能性があります。「安全を守るため」と言いながら、市民を不正な手段で危険に晒すような組織の形を許してはなりません。この事件を教訓に、警察が本来の役割を取り戻すことを切に願います。
ネットからのコメント
1、反則金だけを返せばいいという問題ではないだろう。免停になって仕事に支障をきたした人とか、取り消しになって取り直した人とか、ゴールドではなくなって上がった保険料とか、どうやって保証するつもりなんだろう。
警察は、「犯罪がないこと」を成績にしないとだめでしょう。検挙数を成績にするから、わけのわからない不正が起きる。神奈川県警はパトライト上げずに取り締まるのは有名だからな。気を付けないと。
2、相談窓口設けたって、内部で誰かがチクったみたいな形になった逆に通報者が不利益になるだろうから、無意味だと思います。本気でやるなら外部の弁護士事務所へのホットラインを設定するなど本格的な対応が必要です
3、まずは、関わった警察官の氏名公表して懲戒解雇後は、書類送検でもしたら交通違反でっちあげて、反則金とってるて最悪信頼回復のためにも、身内だからこそ厳正な処罰と再発防止お願い致します
4、今回、取締り撤回の対象となり、反則金の返納通知を受けた者です。まず、この件に関わった警察官は、例外なく行政の現場から退くべきだと思います。国家権力は個人の人生を容易に左右できる重い力であり、それを扱う資格は厳格であるべきです。一方で、この一件をもって神奈川県警全体にいちゃもんをつける風潮にも違和感があります。
一つを見て全体を断じるのは誤りです。かつて、遊園地で手袋を失くしたとき、警察官が防犯カメラを確認して見つけてくれたことがありました。あのときの誠実さを私は覚えています。今回の問題は厳しく正されるべきですが、それと同時に、すべてを同一視して信頼そのものを否定するべきではないとも思います。
引用元:https://news.yahoo.co.jp/articles/cc156492ff8e5060f6393c56c2222ddf3c093a46,記事の削除・修正依頼などのご相談は、下記のメールアドレスまでお気軽にお問い合わせください。[email protected]