兵庫県の告発文書問題では、元西播磨県民局長(故人)の公用パソコンにあった私的情報が県議3人に漏えいしたとして、井ノ本知明前総務部長らが告発された。県警は2023年10月13日、地方公務員法違反の疑いで井ノ本氏を含む関係者を書類送検した。問題は知事や元副知事からの指示とされる「根回し」の範囲が争点となったが、井ノ本氏は指示に基づく職責と正当性を主張。一方、知事は関与を否定し、第三者調査委員会は情報漏えいの認定を報告。刑事責任の有無は神戸地検が判断する。

この事件は地方自治体における倫理と体制の重大な欠陥を露呈しています。秘匿されるべき職務上の個人情報が「根回し」という名の下に漏えいされる事実自体が、信頼すべき行政機能への深刻な脅威を示します。本来、守秘義務法により厳格に保護されるべき情報が、個人の判断で流用されうる状況は見過ごせません。
根本問題は、情報管理のガバナンスが極端に脆弱である点と、権力者の指示による行為が「正当化」される構造にあります。このような事態を回避するには、1) 情報漏えいの罰則強化と追及体制の透明化、2) 高位職の行動を厳しく監視する監査機関の独立性強化、3) 指示命令体系の文書化とその履行確認を義務づける制度改革が必要です。
「根回し」と称された本件は、住民の不信感を増幅し、責任感のない政治を正当化する道具にすぎません。「行政の信頼」という価値観と真っ向から対立するこの問題を許せば、地方自治体の存続意義そのものが問われるでしょう。
ネットからのコメント
1、本件では井ノ本氏が「指示された」と供述している為、このまま検察での捜査が進み、起訴となった場合…全容解明を含め、斎藤にも司法の手が伸びるのは必至かと思います。上脇教授が三人を検察へ告発している背景が追い風にもなりそうですし、ここからは確実に刑事責任が問われるステージ。検察の正しい判断を期待します。
2、刑事告発から8か月での書類送検(警察→検察へ判断が移行)、予想していたより時間かかってる感じ。
元総務部長においては、なんとなく不起訴(嫌疑不十分)になりそうな予感がする。しかし、「(情報漏洩の件)捜査には真摯に協力していく」と斎藤知事はかつて言及していたが、警察の捜査中に人事異動をかけるとは、なかなかの挑戦的な行動。新しい勤務先(競馬組合)には無関係だし、捜査も難航したのではないのかな。元総務部長は、百条委員会にて証言をコロコロ変えており、当初は一貫して自分と知事を守るような供述。しかし、途中で観念したのか、知事に指示された認識だったと後に証言を変更。懲戒処分に不服があるような報道だったが、有耶無耶になり転勤。検察も、十分に追及して、「斎藤知事、片山元副知事の関与(指示と受け取れる発言)」があったのか、徹底的に調べていただきたい。
3、本来兵庫県が井ノ本を刑事告発するべきなのに、斎藤元彦からの指示で情報漏洩したということで県側はできない。守秘義務違反て犯罪なのに懲戒処分3ヶ月で社会的制裁うけた?甘すぎだろ。普通なら懲戒免職でいいのでは?井ノ本自身、処分の不服申し立てするって言ってたのどうなったの?処分後、降格するどころか競馬組合に栄転して今も辞めずに働いてるんですよね?斎藤元彦に口止めされてるんでしょう。
井ノ本は刑事責任に問われるべき。真相解明するべき。全ての根源は斎藤元彦。第三者委員会が公益通報者保護法違反を認定しました。告発された本人達が自ら告発者潰ししていいわけない。文書問題は終わっていない!!!
4、井ノ本氏は知事に寛容な処分と待遇をされているので、知事の指示があったかどうかは争わずに、情報漏洩ではなく県議への情報提供と主張するのではないかな?それにしても、この情報漏洩が明るみに出て証言が沢山あるにも関わらず、井ノ本氏は第三者委員会の結果が出るまで認めなかった。この時間稼ぎによる県の被害額は大きい。斎藤知事は犯人隠匿かと思えるくらい仕事が出来なかった。管理責任を取ると言っているが、この責任も上乗せするべきでしょう。
引用元:https://news.yahoo.co.jp/articles/ca932c149acc78be9030b4685bdcf6b956a48de9,記事の削除・修正依頼などのご相談は、下記のメールアドレスまでお気軽にお問い合わせください。[email protected]