アメリカのトランプ大統領は、ウクライナ戦争の終結を目指し、ロシアのプーチン大統領に対する圧力を強化しています。しかし、実際の進展を期待するのは難しいとの意見が多くあります。ニューヨーク・タイムズのコラムニスト、マーシャ・ゲッセン氏や英ガーディアンは、トランプ大統領の圧力が効果を持たず、プーチン大統領は交渉での利得を狙う一方、終戦を求める気持ちは薄いと指摘しました。

特に、過去のヘルシンキ会談を例に、両者の顔合わせ自体が不確定で危険であると報じられています。また、トランプ大統領の関税政策が本質的変化をもたらさないという批判もあり、会談の成果について悲観的な見通しが広まっています。

現状、米ロの会談において戦争終結の実質的な進展が期待できないとする主要メディアの報道は、国際社会におけるトランプ政権への不信感を深めています。問題の本質は、外交手段におけるトランプ大統領の未熟さと、戦略的見通しの欠如にあります。プーチン大統領との交渉において、より直接的かつ具体的な制裁手段を明示しない限り、トランプ大統領の脅威は空虚に響くでしょう。まず、トランプ政権は関税引き上げだけではなく、ロシアの金融セクターへの直接的な制裁を推進すべきです。次に、国際社会との連携を強化し、共同での経済措置を講じることで、圧力を増す必要があります。

さらに、交渉の場における明確な合意事項を設定し、それに基づく合意を求める姿勢が求められます。外交の舞台では、単純な脅しや圧力だけでは成果を得ることはできません。真の変化には、より深い戦略と連携が必要です。

ネットからのコメント

1、トランプ大統領は本気になって、ロシアと戦う気持ちはないとプーチン大統領は見ています。プーチンはウクライナに侵略を開始する前に、アメリカとＮＡＴＯは絶対にウクライナに派兵しないと確信したようです。プーチン大統領は自身の言葉でＮＡＴＯとアメリカは意気地がないと述べています。プーチンの本音はクライナの東部を占領してできるだけ有利に停戦に持ち込もうとしています。そしてしばらくしてから、バルト三国を狙うかもしれません。ひょっとすると日本をターゲットに北海道あたりに軍を派遣するかもしれません。日本は中国だけでなくロシアにも警戒すべきだと思います。

2、世界中の期待を集め、停戦と終戦の糸口が可能か！トランプさんの手腕を期待したい何も収穫が無かったら「ヤッパリ、トランプ流のパーフォーマンスだけか！」当初１日で終わると豪語していたのもウソであったと同じである更に「厳しい結果を」と制裁するかの如くも効果が無ければ、更に信頼を失うプーチンは、益々高飛車に出てくる、かえって火に油を注いだだけ️とならない事を期待したい

3、＞０１８年７月にフィンランドのヘルシンキで行われた首脳会談を挙げ、「ヘルシンキの教訓は明確だ。トランプとプーチンを２人きりで同じ空間に置くのは予測できず危険さすら感じるということ」と報道した。トランプ大統領はヘルシンキでの会談後の記者会見で、ロシアの２０１６年の大統領選挙介入疑惑と関連し「プーチン大統領が（ロシア介入疑惑を）違うと言った。自分もロシアにそうした理由はないように見える」としてロシアを弁護し論議が起きた。同紙は「１５日にアラスカのアンカレジで予定された両首脳の会談はヘルシンキでの会談よりも危険かもしれない」と指摘した。

4、大国同士に圧力の効果は無いと思いますよ。米国の最強トランプ氏と言えども、あと３年程度で権力を失う相手に、トップが変わらないロシア、中国が、そんな我が儘な影響など少し相手して、適当におだてておけばと思われていますよ。そもそも、戦争が起きなければ、軍事力など不要で、多額の費用を防衛費に掛ける必要もない。戦争兵器を作り戦力増強を進めている世界がある以上、地球上での戦争は無くなる事は無い。

核兵器を保有しようがなかろうが同じ事。人間界の究極は、ピストルが無くても犯罪が無くならないのと同じです。必ず一定数は悪魔が存在する事実、神は居ない証明も。