プルデンシャル生命で発覚した不祥事は、約31億円にも及ぶ顧客資産の詐取行為でした。不適切な投資勧誘や架空商品への投資提案など、社員や元社員計107名が関与し、そのうち23億円は返還されていません。問題の背景には、成果報酬型制度が収入不安定を招き、不正行為を誘発しやすい状況があったことが挙げられます。社長は責任を取り辞任を表明し、専門委員会の設置と補償の再精査を進めるとしています。ただし課題は山積で、信頼回復は容易ではありません。

今回の事件は金融業界における重大な不祥事として、企業活動の一環であるべき誠実さを欠落させた典型例です。まず、組織の報酬体系そのものが、社員に不安定な収入環境を提供し、不正への誘惑を助長した点は深刻です。また、社内監督体制の欠如や一部では不正行為が黙認されていた可能性も示唆されており、内部統制の仕組みに明確な欠陥があります。

では、解決へのステップは何でしょうか?第一に、抜本的な報酬体系の見直しが急務です。成果主義だけでなく一定の基本給を保障することで、経済的な不安定感を和らげ、違法行為の誘因を減らす必要があります。第二に、内部監査機能を強化し、不正行為を早期に発見する仕組みを取り入れるべきです。第三に、倫理教育の徹底を図り、誠実なビジネスの確立を社員一人ひとりに促すことが肝要です。

今回の事案は、単なる個人の不正に留まらず、企業の構造的欠陥が顕在化したものです。「顧客第一」の理念を掲げる企業として、その信頼を裏切った事実は到底許されるべきではありません。プルデンシャル生命は、自分たちが金融業界の責任を負う立場であることを再認識し、徹底的な改革を進めるべきです。
信頼回復は多年にわたり地道な努力を要しますが、それを怠れば未来はありません。社会は厳しく企業倫理を問う時代にあるのです。





ネットからのコメント
1、記者会見見たけど全然反省なんかしてないよね。長年に渡り営業社員が詐欺をしていたって、公表されている被害内容なんて氷山の一角でしょ。この会社と反社との違いが分からない。ちなみにこの社長は責任を取って退任するけど、相談役になって退社せず退職金+給料をもらい続けるらしいです。
2、自分もプルデンシャルにも加入しているし、少しづつ様々な保険会社に加入しています。お陰様で、先週心臓疾患により手術に入院を行い、特約に該当して、自分が想定している以上の保険金が入ってきた。プルデンシャルの知り合いは、業績が過度に連動するのだろうなって思っていた。見ていて、本人の話を聞いているとプルデンシャルという看板だけ与えてもらって、ほぼ個人事業主みたいだと感じる。保険商品が売れないと生きていくのも大変な人もいるだろうなと想像出来るし、まー、このような事件もおきるだろうね。プルデンシャルに限らず外資系の保険会社は似た感じでしょう。こっちは素人だし、保険って生命保険に限らず自動車保険や損害保険も、加入する時より、事が起きた際に、担当がしっかりと申請し、支払ってくれる事が大切だなって、つくづく感じます
3、記者会見ネットでみたけど、言ってることはまともそうな会見にみえるんだけど、中身の無さでいったら、ビックモーターよりひどいかも。おおよそ聞きたいことには答えてない。カネを扱う金融機関としての資格は当然ないし、この経営陣にその能力もなければ責任感も感じられない。親会社からきた外人の経営者にいたっては、英語が話せない私でもわかる程度の簡単なコメントしか発せずほとんどぬいぐるみと一緒。銀行や保険会社が免許制なのは、人をだませば簡単にカネを集めあれる業界だから性善説でみてはいけないからだとよくわかった。コイツラにそもそも善を感じなかった。そして、こんなことになるまで放っておいた金融行政も同罪だと言える。金融庁は偉そうな組織だが、コイツラもも話で被害は甚大。いわき信組にいたっては破廉恥極まりない。プル社の法人も経営者も犯罪をおこなた個人も厳罰に処すべきだし、不作為の行政にも厳しい処分を。
4、日本企業も大手までが20年以上過去に歩合制というか実績により給料がきまる仕組みに急速に進んだ。
アメリカ企業の真似だと思うが。年齢できまる基本給とか格付けによる給料基準は大きく縮小され、多くが実績に基づき査定される。それより昔は基本給、格付け給、実績給がバランスよくあったものだが。あれのヤバいところは、とにかくコストを抑える下げるが当たり前だったから、実績給は実際の実績でなく、上司がどれだけ上から圧力を受けて給料を下げてくるかがわからないところで、特に上司から好かれてなければいくらでも下げられる。それに実績があることをアピールしても人件費を理由に上げないし、良くても現状維持、少しでも未達成があるとどんどん下げる。アメリカは未達だと大きく下がるが成果を出すと思い切り上がる。日本は下がる方向にはどんどん行くが、成果はあっても上げない。それでやる気がどうこう言うのだから困ったものだった。
引用元:https://news.yahoo.co.jp/articles/c2c19f5912aec9c364653402cd98ebdd1f042061,記事の削除・修正依頼などのご相談は、下記のメールアドレスまでお気軽にお問い合わせください。[email protected]