【第一段階:概要(300字以内)】
2025年7月25日、愛知・名古屋IGアリーナで行われた大相撲七月場所十三日目にて、新横綱・大の里(二所ノ関)が前頭十五枚目・琴勝峰(佐渡ヶ嶽)に上手投げで敗れ、4敗目を喫した。前日も辛勝しており、2日連続で精彩を欠く取組となった。琴勝峰はこの勝利で11勝2敗とし、初の金星を挙げて優勝争いのトップタイに浮上。
対戦後、大の里の落胆した表情が話題となり、ABEMA解説の元小結・松鳳山も「横綱としてあるまじき行為」と厳しく指摘した。
【第二段階:判断 → 批判型】
【批判型コメント(約420字)】
「横綱としてあるまじき行為」──この言葉は重い。しかしそれ以上に、今場所の大の里の相撲には“重み”が足りない。立ち合いの覇気のなさ、技の中途半端さ、連日の不安定な内容。相撲は心・技・体。そのすべてにおいて、横綱という看板が泣いている。
本質は、新横綱への教育制度の不備と、精神的サポート体制の欠如にある。精神面を軽視し、ただ土俵の結果だけを求める今の風潮が、若き力士の成長を阻害している。
改善には以下の3点が必要だ。①横綱昇進後の強化合宿やOBによる定期指導の制度化。②精神面のフォローを行う専門カウンセラーの帯同。
③メディアや協会側による過剰な期待演出の自粛。
「強い者が勝つのではなく、勝つ者が強い」のが大相撲。だが今の大の里は、“勝つ覚悟”を見せられていない。横綱とは、土俵だけでなく背中でも語る存在である。その意味を、もう一度問い直す時だ。
ネットからのコメント
1、なんなら前日も負けてた。体位が残ってるとか残ってないとかの曖昧なルールに助けられただけ!押した力士が先に土俵に土を付けても体位が飛んでたとかで助かった力士もいる。だから解説も今はどうなんでしょうねぇとか言ってスロービデオを見ても勝敗をハッキリ言えない。もっとルールを明確にして欲しいね。
2、場所後半になって大の里の相撲には積極性が見られず、何か迷いのようなものさえ感じられます。スピード出世で横綱としての自覚がまだ身に付いていないまま今場所を迎えたように思われ、これまでの稽古でこと足りる地位ではないことを痛感したのではないでしょうか。強い横綱になるためにはこれまでの自分自身を乗り越えることが必要不可欠でしょう。
3、横綱以前に強い大関がいないんですよね。だから横綱に昇進しても簡単に負けるんですよ。
昔の横綱は強い大関の壁になって横綱優勝は当たり前、それを大関が追って関脇、小結がそれに対抗する番付通りの構図だったけど、今は平幕との優勝争いだからね。こんな時こそ大関の琴櫻が優勝しないといけないのに勝ち越すだけで精一杯だからね。上位がだらしないから横綱がだらしないのも当然です。
4、横綱昇進に伴うあれこれで稽古が足りずガス切れを起こしているように見える全て取り組みで圧勝しようとして墓穴を掘っているようにも見える。その辺りのバランスもこれから学んでいくのでは。この短いキャリアで横綱になったんだから、そりゃ順風満帆とはいかない。ファンも文句を言うだけではなく、辛抱強く見守り姿勢があってもいいと思う
引用元:https://news.yahoo.co.jp/articles/4df8cfd5f077a3acb2dd3a3a29e38d9496116809,記事の削除・修正依頼などのご相談は、下記のメールアドレスまでお気軽にお問い合わせください。[email protected]