トランプ大統領が2023年10月12日、アメリカの自動車業界を対象とした温室効果ガス排出規制を撤廃しました。これにより、2009年のオバマ政権が導入した「危険性認定」と呼ばれる温室効果ガス削減目標が全面的に無効化されました。その結果、12~27年モデルの自動車およびそれ以降の全ての車両やエンジンについての規制がなくなりました。大統領は「史上最大の規制緩和」と称し、車両価格の引き下げ効果を強調したものの、温室効果ガスが健康や地球環境に与える影響については意図的に排除。これにより、気候変動対策を後退させる形になり、国際的な批判が集まっています。

何よりも憂慮すべきは、地球環境と人類の未来への明確な脅威を無視し、短期的な経済効果に注目した政策転換です。温室効果ガス削減規制は、気候変動を緩和し、最終的に社会全体の安定と公衆の健康を守るための最低限のラインでした。
トランプ政権がこの規制を撤廃した背景には、大企業や産業界の利益を優先する姿勢が見えて取れます。結果として、長期的なリスク—たとえば異常気象、食糧供給の不安定化、公衆衛生への悪影響—への対応力が弱まりました。
解決策としては、①まず科学的根拠に基づいた気候政策を再度制定することが不可欠です。②連邦レベルの政策撤廃が進む中、州ごとに独自の規制を強化する取り組みは有効です。③さらに、国際的な枠組みに対するアメリカのリーダーシップを回復させるため、再生可能エネルギーへの投資や国際合意の遵守が求められます。
短期的利益に惑わされる政策は、長期的な損失を招く典型例です。未来世代が直面する過酷な現実を顧みる時、今の選択が正しかったと言える人は誰もいないはずです。
ネットからのコメント
1、竹田恒泰さんが面白いこと言ってましたね。日本が2050年までに150兆円かけて温室効果ガスをゼロにした場合、世界の温度が0.0006度下がるそうです。真面目な日本レベルの取り組みで、です。全世界が同じレベルで努力、投資をすれば効果はあるのかもしれませんが、自分は全世界が日本と足並み揃えて真面目に取り組むとはどうしても思えないですね。
つまり、車の排ガスごとき規制したって意味ないってことです。しかもそれに150兆円って、、、財源ガーに教えてあげて欲しいですね。
2、環境への努力は大切ですが、排出大国の動きを見ると、日本ばかりが無理をして経済を停滞させないか心配になりますね。地球の気候は地軸の傾きや地殻変動、太陽活動といった壮大なサイクルでも変化するらしいです。過度な規制で国力を削ぐより、日本の高い技術を活かしてもっと前向きに今の生活を豊かにする道を探ってほしいです。トランプ氏の決断を機に、世界と歩調を合わせた現実的な戦略を期待したいです。
3、アメリカは州毎に州法での規制がある。自動車の排ガスはカルフォルニア州は一番厳しい規制をしてたはずで、大統領が規制撤廃してもすぐ影響が出ることもないはず。トランプが大統領でいるのもあと3年、中間選挙次第で影響力低下するし、州法の維持が共和党知事であっても常識的な線でしょうし、そんなアメリカであって欲しい。
4、撤廃すると言っているのは温室ガス規制(GHG規制)の様なので、HC,COなどの有害物質の規制はそのまま残るのかな。
温室ガス規制はほぼCO2規制なので、実質的には燃費規制です。これを緩和すれば無理に燃費を改善しなくても良いけれど、商品としてはどうかな?ただ燃費の良くないハイパフォーマンス車は作りやすくなると思う。
引用元:https://news.yahoo.co.jp/articles/183c1efa9e334ca43f2d6fa76e45af542ab3a676,記事の削除・修正依頼などのご相談は、下記のメールアドレスまでお気軽にお問い合わせください。[email protected]