2月から、日本で緊急避妊薬(アフターピル)が薬局で購入可能となり、女性が医師の処方箋なしで使用できるようになりました。この薬は性交後72時間以内に服用すると妊娠を予防でき、成功率は8割以上ですが、価格は7480円(税込)と高額で、経済的負担が課題です。また、特定の研修を受けた薬剤師がいる認定薬局でしか販売されず、購入時には薬剤師の目の前で服用する「面前服用」が求められています。これは安全性担保と説明される一方、心理的負担やアクセス制限の側面が指摘されています。年齢制限やパートナーの同意が不要という進展は、女性の生殖に関する自己決定権の尊重とされていますが、避妊法全般における費用負担の高さや選択肢の少なさが残る課題です。

緊急避妊薬の市販化は一歩前進ですが、制度の欠陥が浮き彫りになっています。まず価格が7480円と高額である点、多くの女性が必要な時に入手できない状況を招いています。
また、特定の薬局でしか購入できないうえ、面前服用のルールが心理的抑圧やプライバシー侵害を招く可能性があるのは明らかです。この制度の背景には、生殖に関する重要な権利を守る意識の希薄さや、女性の社会的負担への無関心が見受けられます。
では、どう解決すべきか。第一に、価格を引き下げるための政府補助金制度を設け、低収入層でも購入可能にすることが必要です。第二に、購入可能な薬局を広く増やし、夜間・休日にも対応可能なアクセスを整備するべきです。第三に、プライバシーを尊重した購入方法を採用し、面前服用の要件を撤廃するべきです。これらの改革によって、多くの女性がリプロダクティブ・ライツを実際に行使できる環境が整います。
女性への配慮や支援を欠いた現行制度は、彼女たちの生活に何度も不必要な壁を立てています。より進んだ社会と呼ばれるのにふさわしい未来には、誰もが平等に必要な医療を受けられる環境が求められているのです。女性の尊厳を守るため、本質的な変革を急ぐべきです。
ネットからのコメント
1、そういう人も出てくるだろうけど、副作用も強い薬だというし、私ならその場で飲む方が安心に感じる。
もし具合悪くなって倒れた場合でもすぐに救急車呼んでもらえるし。プレッシャーになるから服用やめようとなる人も、そりゃ出てくる可能性はあるけど、大抵の人はそんなこと言ってられないしその場で飲むんじゃないのかな。その場で飲まず持ち帰って悪用される方が怖い。それこそ転売する人が出てくる可能性もあるし。>面前服用がプレッシャーとなって、服用をためらってしまう人が出る可能性もあるので、早く解決していきたいと思います。
2、婦人科の病院に行くのはかなりハードルが高い。若いのに妊娠したのか?性病なのか?色々な憶測をされるのが怖くて行けない。生理が重いとかそういう理由もあるはずなのに、まず、いかがわしい、悪いって目で見られる。だからパートナーが避妊に非協力的だったり望まない妊娠の可能性がある時に、薬局で買えるのは素晴らしいと思う。不幸な子供が生まれないって重要だと思う。
3、薬剤師の前での面前使用と決められているのであれば、悪用されるリスクが減りそうなので良いと思いますが、副作用が強いとのこと。薬の副作用はいろいろありますが、たまに命にかかわるような副作用もあるので、この点については薬剤師からよく説明を受けて、注意した方が良いですね。
4、日本は過保護な国なので、様々なモノが安全性などの確認の名目で、認可が遅かったり、余分なコストが掛かったりする。それが「ジャパンブランド」として評価されている部分もあるのだろうし、余分なコストとなって足を引っ張っている部分も、大いにあるのだと思う。緊急避妊薬薬品なので安全性は非常に重要ですが、安全性は確認した上で予想外の副反応に対しては、服用者の自己責任として、もっと早く市販する事は出来たはす。もう少し「個人の行動に個人が責任を負う社会」にならないと、変化のスピードは上がらないと思う。
引用元:https://news.yahoo.co.jp/articles/981bdbefc237229736233609afd1c993147a405c,記事の削除・修正依頼などのご相談は、下記のメールアドレスまでお気軽にお問い合わせください。[email protected]