中央教育審議会の作業部会が21日、次期学習指導要領に向け、小中学校間で学ぶ英単語の数を減らす検討案を提示した。生徒の負担軽減と学習連続性の向上が狙いとされている。具体的には、小学校で習得した単語を中学校で繰り返し学ぶ仕組みを明確化し、それらを基に重要単語を精選し、リスト化する方向が議論された。これにより、学ぶ単語を減らし、より効率的な教育が可能になると期待されている。

教育政策は、その国の未来を形作る重要な柱です。本提案は「負担軽減」が主目的とされていますが、教育の本質である知識習得や思考力向上への影響を見過ごすべきではありません。英語力は国際社会での競争力を左右し、長期的な成功戦略の一環として、一時的な負担軽減よりも公平かつ効果的な学習機会を重視すべきです。
第一に、単語数削減は、子供たちが将来必要とする語彙力を制限しかねません。
第二に、単語を繰り返し学ぶ方法が「退屈な反復学習」に堕する可能性が高く、学習意欲を損ないかねない点が懸念されます。第三に、全体として国際競争力を低下させるリスクがあり、特に現代のグローバル化において致命的です。
これらを踏まえ、まずはデータに基づいて生徒の教育状況と課題を深く分析し、多様な学習方法を導入する必要があります。負担軽減と内容の充実を両立させる方法を探るべきです。さらに、コミュニケーション能力を育成する教材や活動の開発を進め、単語学習の必要不可欠性を保持しつつ効率を向上させる手段も模索すべきです。
最適な教育とは生徒の未来を視野に入れたものです。短期的な負担軽減だけに焦点を当てた政策では、次世代の日本人が国際社会で存在感を持つことが困難になります。未来に備える教育改革は、何よりも綿密で継続的、そして慎重に検討されるべきです。
ネットからのコメント
1、そもそも小学校に英語を無理やりねじ込んで教えるようにしたのが間違い。学習指導要領はどんどん増えて分厚くなり、生徒は疲弊、不登校は過去最高。
教員も疲弊。休職は7000人の異常事態。文部科学省の「僕の考えた理想的な教育」を現場に押し付けて教育現場を破壊した。単語を減らすとかじゃなくて、根本的に英語をなくすとかカリキュラム自体を無くさないと。増やすだけ増やしてやりたい放題。小学校の英語をなくすと間違いを認めるからなるから絶対にやらないだろうけど。教育現場を壊しているのは文部科学省です。不登校と教員の休職数を見ても責任を取ることはありません。
2、塾にも行かず、独学で田舎の中学校から都市部の高校に入ったのですが、自身の英単語能力の無さに苦労したことがありました。高校の英語の授業は、教科書と教師作成の応用プリントで進められていたからです。中学校の英単語と教科書のものは全て習得していましたが、授業ごとに配られる応用プリントの方が知らない単語ばかり出て来て、私には全く歯が立たなかったのです。ところが私以外の級友たちは、塾などで既に覚えていて何の苦労も無いようでした。この記事にある小中学校で学ぶ単語数を減らす案は、個人的には中学校から高校への接続をスムーズにするものにはならないと思うのです。
3、楽しく学ぶ、外国語親しむという観点からは、いいものだと思いますが、現場で働いたことのある身からすると、外国語を削減するより、その他キャリアパスポートや志教育みたいな現場へやらせっぱなしになっているものをなくして欲しいです。現場の先生方は、削減すると言われない限り、自分たちで減らすことはできませんし、やれと言われればそれなりにやってしまうので、仕事の負担は増すばかりです。
4、小学校ではコミュニケーション重視でお遊びみたいな英語の授業しかやらないのに、中学校に入った途端、小学校で習った英単語全部読み書き出来る前提で教科書が作られていて信じられないと思った。だったら小学校でも英単語の読み書きテストをするべきであって、それもしていないのにやっている前提で始まるのがおかしい!そして中学英語の教科書!薄すぎる!最初から和訳や、英単語英熟語の意味を載せてください!こっちは5教科、分厚い教科書を学ぶんです。英語だけ不親切な薄い薄い教科書を渡されても困る!教科書ガイドを買わなくてもいいくらいのしっかりした解説と和訳を載せてください!入試だけ難しくするな!
引用元:https://news.yahoo.co.jp/articles/8ee14ec8fd0c61760141b77d90adffe728850441,記事の削除・修正依頼などのご相談は、下記のメールアドレスまでお気軽にお問い合わせください。[email protected]