ABCテレビのバラエティ番組「探偵!ナイトスクープ」の1月23日放送回が批判を受けている。小学6年生の長男が弟妹5人の世話や家事を手伝う日常を取材した内容が、育児放棄や「ヤングケアラー」問題を助長しているとの意見を招いた。同局は公式サイトで声明を発表し、取材対象者や家族への誹謗中傷の停止を訴えるとともに、状況を重く受け止め「尊厳と安全を守る」方針を表明した。同放送回は配信停止措置が取られた一方で、番組側は家族事情の多様性を強調し社会的課題を認識していると説明した。

この事件は、視聴者の懸念を引き起こしただけでなく、「ヤングケアラー」という現代社会の深刻な問題を浮き彫りにしました。まず、テレビ番組が家族の日常を描く際に背景の深刻さを軽視しない責任を持つべきです。制度の欠陥が根底にあり、子どもが家事や育児を担わざるを得ない状況は明らかに異常です。
この責任は親個人や家族環境だけでなく、社会全体の支援体制の不足にあります。
問題の本質的な改善には、具体的な対応が必要です。第一に、ヤングケアラーへの支援を強化する制度や教育の普及を急ぐべきです。第二に、政策上で家庭の支援を優先的に取り上げ、親が育児に専念できる環境を作ることが欠かせません。第三に、メディアはこうしたテーマを扱う際に、観覧者に社会的教育を施し、単なる娯楽としてではなく本質的な議論を促進する責任があります。
家族の多様性という背景を尊重しながらも、無意識のうちに問題を助長する構成を避けるべきです。視聴者もまた、このテーマへの社会的責任を理解し、単なる批判に終始するのではなく、変革の一翼を担う役割を果たすべきです。この事件は、社会が深く省みるべき鏡であると言えます。
ネットからのコメント
1、誹謗中傷で親の仕事に支障をきたしたり日常が奪われるのはいけない。だけどあの依頼は長男さんからのSOSだったと思いますよ。番組は悪くないし最大限の配慮をした編集をしたのだと思う。あの両親をどうにかしないと。
2、最初のシーン。玄関で大騒ぎしてる子供を注意しない父親をみて、父親に問題があると感じた。母親はテレビと有名人が来て嬉しそうだったし…最後にお米を炊かせる発言は常軌を逸している。
3、いやいや。両親のSNS見ればこの長男は手伝ってるんじゃない、親のかわりに家事育児をやらされてる、手伝わされてるのがよくわかりますよ。母親は家事育児したくないって自ら言ってますし、父親は嫁の仕事手伝いと主夫と言ってますが、あんな店でそんな手伝うことありますかね。長男にやらせて忘れてたら怒られるんですよ。家事育児はしたくないのに子どもは無計画に生む、そしてそのしわ寄せがほかの子にきてる、そのことをみんな怒ってるんだと思います。
4、さすがにこれだけ誹謗中傷を言われれば、あの両親も少しは考え方が変わるのではないでしょうか。お店で儲けたお金をパーティーや遊興に使うのではなく、父親を主夫に専念させるか定期的に家事サポートを頼む資金などするようになれば、長男くんも友達と遊ぶ時間が作れるようになる。逆にここまで騒がれて変われないようなら、もうどうしようもないということかも。
これだけ大きな問題となったことで、結果として長男くんが救われる形になればいいですね。
引用元:https://news.yahoo.co.jp/articles/ecb7537d3166429641729f94b8c9a92de53d0987,記事の削除・修正依頼などのご相談は、下記のメールアドレスまでお気軽にお問い合わせください。[email protected]