札幌市で9日早朝、手稲区の住宅が大爆発を起こし、住民1名が死亡、4名が負傷した。爆発の影響で周辺71戸が損壊し、社会的に大きな衝撃を与えた。事件の原因として、4年前のガス管点検時に腐食の兆候が確認され、対処が提案されていたものの、北海道ガスの関連子会社が「緊急性がない」と判断し、対応を見送った可能性が浮上している。地中埋設された231戸にガスを供給する「コミュニティーガス事業」において、爆発前日にガス流量が通常の2~3倍に急増していたことも判明している。北ガスは道内で同様の供給方式を利用する約8500戸で緊急点検を実施しているが、原因の解明には至っていない。

この事件における最大の問題は、安全管理の根本的な欠陥に尽きます。まず、腐食の兆候が確認されながらも、応急処置すら行わなかった危機感の欠如が信じられません。また、点検結果の判断基準や「緊急性がない」とした根拠が明確でなく、組織としての安全管理プロセスそのものに重大な瑕疵が存在します。
さらに、住民への明確な事前通知や、異常発生時に迅速に対処できる仕組みが構築されていなかったことが明らかです。
真に再発を防ぎ、信頼を回復するには三つの対策が必要です。一つ目は、腐食確認後の強制的な修繕手順を義務化し、担当者の裁量を排除すること。二つ目は、定期点検の頻度を引き上げ、管理体制を厳しく見直すことです。最後に、異常値をいち早く検知し、住民や当局への連絡網を整備するリアルタイム監視システムの採用が求められます。
人命に直結するライフラインが不備によって脅かされる社会は正常ではありません。今回の犠牲者と遺族の思いを無駄にしないためにも、再発防止の取り組みを徹底し、安全の優先順位を理解する社会の構築が急務です。
ネットからのコメント
1、古い借家なのでガス系統を点検希望しても近場の委託業者が見て「終わりました」だけ言って帰るパターンです。あとは不動産屋に勝手にやって下さいとあしらわれてしまいます。点検や修理は壊れてからじゃないとできないと言われ…一酸化を探知する装置を付けたら業者に「これつけた人見たこと無いですね」と言われたり…引っ越してきた奥地はその様な感じです。
こんな傷ましい事故が起きてしまう前に点検を強化して安全処置していただきたいです。
2、4年前は緊急性がなかったとしても、4年間も放置していたとなると北ガス側の責任も追及されそうですね。修理費を捻出したくなくて、放置している家もありそうだし、危険なことを強く進言していかないとまた同じような事故が起きそう。
3、点検員からガス漏れの兆候の提示があったのに、担当する子会社は緊急性は高くないと対応しなかったって、あまりにも安全軽視だろう。4年前だから無関係とか軽率な意見もあるけど、腐食を放置すれば時間とともに腐食が進み漏れ量は多くなる。ガス漏れは重大トラブルなのに、すぐに確実に対応しなかったとは、会社自体の安全軽視が主因だろう。
4、皆さん、これは本当にとんでもない、あってはならない事態ですよ!札幌市手稲区で起きたこの爆発火災、一人の尊い命が失われ、多くの方が傷つき、住み慣れた家を追われました。亡くなられた方のご冥福を心からお祈りするとともに、被害に遭われた皆さんに心からお見舞いを申し上げます。
引用元:https://news.yahoo.co.jp/articles/1f63dbc84f856b461a47c2b6892f19b1c5a6dd9e,記事の削除・修正依頼などのご相談は、下記のメールアドレスまでお気軽にお問い合わせください。[email protected]