米大統領がガザ復興基金を設立へ、トランプ氏が主導する国際会合
トランプ米大統領は、パレスチナ自治区ガザの復興を目的に数十億ドル規模の基金を設立する予定です。発表は19日にワシントンで開催される「平和評議会」の初会合で行われる見通しです。この評議会には国家元首を含む20か国以上の代表団が出席するとしています。さらに、ガザの治安維持を支える国際安定化部隊の派遣についての詳細も議論される予定です。トランプ政権が中東和平の実現を目指した取り組みとして、この構想に注目が集まっています。

今回の基金設立と部隊派遣は、大規模な復興プロジェクトとして期待されますが、中東の緊張関係や地域内の政治葛藤への影響も懸念されています。
米国の和平推進姿勢に期待すべきか、それとも冷静な疑問を持つべきか
トランプ政権によるガザ復興基金設立は、地域の安定と人道支援を目的とした試みとして評価されるべき一面を持っていますが、抱える課題は複雑かつ根深いものです。
まず注目すべきは、ガザ侵攻など過去の暴力的な背景と国際社会の遅々とした対応です。この基金が真に中立的で、パレスチナの民衆に恩恵をもたらすものであるのか、あるいは政治的な解決を遅らせる要因と化すのかは詳細を見極めなければなりません。
制度的に欠陥が見られるのは、米国主導で進められるこの復興策が、いかにガザの現地の実状や住民の声を反映するかという部分です。経済支援のみのアプローチはインフラ改善につながっても、長期的な和平には不十分です。現地の代表者を交えた透明な協議プロセスを担保すること、地域の歴史的背景に配慮した柔軟な外交の実現、さらに常設のモニタリング機関の設置が早急に求められます。
こうした行動が欠ける場合、今回の基金は単なる見せかけの救済策となり、衝突の再発を防ぐどころか、さらなる不信感と分断を呼び起こす可能性すらあります。国際社会の目指すべき和平とは、短期的な成果ではなく、長期にわたる信頼構築と、平等な権利の保障を伴う共存の実現であるべきです。
ネットからのコメント
1、これ・・・日本も拠出するのかね?自発的にもしくは打診されてもなぁ。
国際貢献は大切だが、あそこは仮にアメリカ主導で再建・整備しても数十年後にまた瓦礫の山になる可能性が高いと見ると金出して、復興しても喜んでいいのか・・・。慎重に進めてほしいです。
2、ガザ復興基金を作ったとして、誰が金を出すのか、全く決まっていませんイスラエルとアメリカは自分たちで破壊しつくたことを棚上げし、平然と『中東産油国と欧州が大部分を負担すべき』と何度も述べています中東各国も欧州も復興自体は前向きなものの、イスラエルによる占領が続いたりアメリカによるリゾート計画などが懸念されるため、今のところ資金拠出を明確に決めた国はありません
3、トランプ大統領はノーベル平和賞が欲しいと聞いた事がある。ウクライナの戦争に介入したのも戦争を終結させた功労者になりたかったのでは?とその時思った。今度は復興支援ですか…それを聞いてからその為にやっているにしか見えなくなってしまった。アメリカファーストでもあるが自分ファーストでもあると思っている。
4、10.7テロ前のガザのインフラも現地住民が独力で構築したわけでは無く、外国(それもアラブでなく大半が欧米各国+日本)からの支援による代物だったはずですが、それも今回の無謀なテロ→内戦で全て灰に。
で次のお代わりとか言われても、脱力感しか有りませんな。日本は極力この問題に関わらないように立ち回りたいですね。そもそも英米と違って日本はイスラエル成立過程やパレスチナ問題には殆ど無関係(日本赤軍の連中がテロを撒き散らした以外は)ですし、中途半端に復興してもまた灰に戻るリスクがあるのでハイリスク・ノーリターンでしか無いです。
引用元:https://news.yahoo.co.jp/articles/38df8811aafa7fee912d8ea01e7f65d619b8ec16,記事の削除・修正依頼などのご相談は、下記のメールアドレスまでお気軽にお問い合わせください。[email protected]