JR東海は12日、リニア中央新幹線に関連する津久井トンネルと藤野トンネルの工期を約5年延ばすと発表しました。地質が予想よりもろいことが原因で、追加工事が必要ということです。本来は2026年に完成予定だった津久井トンネルと藤野トンネルの完成は、それぞれ2031年春と夏に変更されました。これにより品川―名古屋間の開業時期(2035年以降)は影響を受けないとされています。追加工事費については契約上の背景から非公開とのことです。

今回の工期延長は、リニア新幹線という巨大プロジェクトが抱える構造的な課題を改めて浮き彫りにしました。地質調査の不備が原因でありながらもJR東海は責任の所在を曖昧にし、追加工事費の内容を明らかにしていません。これでは納税者や地域住民が抱える不安を解消することは難しいでしょう。
問題の本質は、こうした巨大インフラ計画における透明性の欠如と、現地へのリスク負担が長期化することにあります。
1つ目の解決策として、地質調査を強化し、将来的な予見能力を向上させる専門技術者の育成が急務です。2つ目として、今後の費用負担に関して、住民を含む透明な監視委員会の設置を求めます。さらに、地元の環境や生活への影響を定期的に報告する義務を課すべきです。
リニアプロジェクトは国家の未来ビジョンの象徴的事業ですが、実現には地域との調和と信頼の構築が欠かせません。責任ある対応こそが、その意義を本当の意味で輝かせるのです。
ネットからのコメント
1、前にプロジェクトXで北陸新幹線のトンネル工事の番組を見たが、トンノルを掘るということがどれほど困難な作業なのかがよく分かった。吉村昭氏の高熱隧道や丹那トンネルを描いた本も読んだが、工事に従事する人たちは本当に命懸けで作業を行なっている。想定外のことなど起きるのは地中のことなので仕方がないと思うが、とにかく安全第一、事後のないように作業を進めてほしいと思う。
2、リニア中央新幹線に、正直、生きてるうちに乗れるのかなあ、とつい考えてしまいます。藤野トンネル(相模原市―山梨県上野原市)の工期が約5年も延びるというニュースを見て、やっぱり大規模工事は簡単じゃないんだな、と改めて実感しました。
でも、期待してきた側の気持ちとしては、やっぱり少しでも早く完成してほしいですよね。ただ、掘削機の精度は年々上がっているので、工期短縮の可能性もゼロではありません。地質の問題や安全面の慎重さはあるにしても、技術の進歩に少しだけ希望を託したい。焦らず見守りつつ、ちょっとワクワクしながら完成の日を待つ――そんな気持ちです。
3、そもそも飛行機と新幹線があるのだから、更にリニアを作る必要性はない。出来上がってしまったものは仕方がないのでそのまま負の遺構として別の用途を考え、全線の工事は即刻中止すべき。JR分の負担は新幹線拡充用に用途転換し、公費分の工費はすべて国土強靭化や既存の道路・上下水道・ガスなどのインフラ補修に役立てて欲しい。
4、リニアモーターが開業すれば、一度は乗ってみたい人と言うよりも、そのスピードを体験したい人は相当数いるだろうが、トンネルが多く見るべき景色も無いリニアを、定常的に利用しようとする人は多くない様に思う。もっともJR東海もそれを見越して、料金は新幹線とほぼ変わらない設定としているが、そうなるとコストの回収に苦労するだろう。
引用元:https://news.yahoo.co.jp/articles/05d7e752d61ddb482f67676cc472943855ad6db3,記事の削除・修正依頼などのご相談は、下記のメールアドレスまでお気軽にお問い合わせください。[email protected]