国連総長が国際法違反に警鐘
26日、ニューヨーク国連本部で開催された安全保障理事会の公開討論にて、グテレス事務総長は世界規模で横行する国際法違反に対する深い危機感を表明しました。具体例としてロシアのウクライナ侵攻やパレスチナ自治区ガザでの戦闘を挙げ、法の支配が「ジャングルのおきて」に置き換えられつつある現状を批判。特に、安保理常任理事国の拒否権行使による決議案否決が問題視され、グテレス氏は国際法の順守が深刻な紛争や第三次世界大戦の回避に寄与してきたとの歴史的背景を強調しました。彼は常任理事国に模範的な姿勢を示す特別な責任があると訴えました。
本件は、国際社会の制度的欠陥が浮き彫りになっています。事務総長が指摘した「ジャングルのおきて」とは、力が正義を上回る状況を暗示しており、安全保障理事会はその象徴となっています。国際法違反が公然と継続される背景には、常任理事国が持つ拒否権の悪用が見られることが明白です。この拒否権行使は、安保理自体の機能不全を招き、国際正義の信頼性低下を加速させています。
解決策として、まず拒否権の制限または廃止が必要です。
重要な人道問題において、拒否権を行使できる範囲を限定する制度改革が求められます。第二に、国連自身が独立監査機関を設け、常任理事国も含め違法行為を強制的に阻止する仕組みを整備すべきです。さらに、国際法違反を明確に罰する新たなグローバル司法制度の構築も不可欠です。
私たちは、法で平和と公正を守るという価値観を重視します。少なくとも国際社会が「力による支配」を容認することは過去の悲劇を再現する道であり、国連がその役割を放棄するならば、人類の未来そのものが危ぶまれます。この不正を許さない強い観点を持つべき時です。
ネットからのコメント
1、グテレス事務総長は世界各地で「露骨な国際法違反が見られる」とした。国連は第2次世界大戦の戦勝国が常任理事国であり拒否権を持ち特別な地位が与えられている。その常任理事国の1カ国でも拒否権を発動すれば何も決まらない。安保理はロシアのウクライナ侵攻を止められなかった。日本は国連加盟国中第3位の分担金負担国なのに常任理事国にもなれないとは道理に合わない。日本はGDPは下がってるのに分担率が高く多くの支援金を拠出する余裕はない。
日本政府は国連支援は程々にして日本人の支援を優先した方が良い。
2、世界の200ヶ国近くが参加してるにも関わらず、結果的には常任理事国が拒否権を行使すれば何も決まらず、更には国際法に違反しても何の罰則もない。果たしてこの現状は何の意味があるのか。総長がメッセージを送るだけの組織なら不用ではないかと言わざるを得ない。根本的に組織内の仕組みを見直すか、さもなくば新たな組織を構築するべきだと思う。
3、国連総長の「法の支配が置き換えられつつある」という発言は、あたかも法の支配が確立していたかのような印象操作であり、実態としては国連発足以降一貫してジャングルの掟が幅をきかせる世界であり続けてきたと思います。ベトナムやアフガンを筆頭に、超大国の核心的利益に反して法が強制執行されたためしがありません。普遍的な法の支配も公平に法を執行する世界警察官も存在してこなかったと解釈するべきでしょう。「俺が法律だ」と言いたげな自称世界警察官はいたかも知れませんが。好意的に見たとしても、法の支配の確立を目指した果敢な挑戦はゴールはるか手前で挫折している、と言ったほうが実情に近いでしょう。
4、国連が法の支配を守ってたわけでは無いのだが。自分が法律でその法の支配に従うべき、を体現していたのはアメリカで法などどうでもいいと言うのが中国とロシア、その他はオーディエンスで国連はただの会議室でしかない。そして国連はそのありようを変えようともしなかった。最初から国連に法の支配なるものは存在しない。それぞれの国がそれぞれの勢力圏でそれぞれの法の支配を維持している。
引用元:https://news.yahoo.co.jp/articles/3a3d69a046065d8e2a9bda38abcb689a172ceca6,記事の削除・修正依頼などのご相談は、下記のメールアドレスまでお気軽にお問い合わせください。[email protected]