2月8日に投開票が予定されている衆院選で、東北や北陸地方を中心に、投票終了時刻を繰り上げる自治体が増加しています。新潟県魚沼市では例年9カ所の投票所に加え、今年は全28カ所で終了時刻を午後8時から2時間前倒しする措置が取られました。これは2.49メートルにも及ぶ深刻な積雪が原因で、除雪が主に夕方に行われるため、夜間に道路が再び危険な状態になる可能性があることが懸念されるためです。同様の理由で、山形県内の投票所の約9割でも繰り上げが決定されました。人口減少や高齢化などの背景のもと、特に雪の影響を受けた地域では投票環境への対応が課題として浮上しています。

今回の記事内容は精査の結果、「批判型」に分類されます。以下、コメントを提示します。
今回の衆院選における投票終了時刻繰り上げの動きは、地域の安全を優先する措置として理解される一方で、民主主義の根幹である選挙制度の公正性に関わる重大な問題を露呈しました。
雪害を理由にした終了時刻繰り上げはやむを得ない状況として一定の合理性を認めるべきですが、制度としての恒久的な対応策の欠如が問題の本質です。人口減少や高齢化、極端な気象条件への備えが不十分なままでは、地方の住民が選挙権を十分に行使できる環境が損なわれます。
例えば、①地域特性を考慮した無理のない日程調整、②オンライン投票や郵便投票の導入といった技術的な対応、③気象条件による柔軟な投票時間延長案の検討などが必要です。これらの具体的な制度改正なしに、時間繰り上げは根本的な解決にはなりません。
私たちが直面する価値観の選択は明白です。安全を守りつつも民主主義の機会を制限することに甘んじるのか、それとも持続可能な選挙制度を確立し、全員が平等に政治参加する権利を保証するのか。未来志向の政治を追求する最初の一歩こそ、問われるべきではないでしょうか。
ネットからのコメント
1、大雪で投票終了時刻を繰り上げる自治体が相次いでいるという報道は、現場の苦労がよく伝わってくる。特に豪雪地帯では、投票所までの移動そのものが危険になるのだから、安全確保を優先する判断は理解できる。
ただ、真冬の選挙が36年ぶりという異例の状況とはいえ、投票時間の短縮は投票率に影響する可能性がある。高齢者や仕事帰りの有権者ほど不利になりやすい点は課題だと思う。どんな状況でも「投票しやすい環境」をどう確保するか、今回の経験を次に生かしてほしい。
2、投票事務をしてきた者が申し上げます。夜6時から8時はそんなに沢山来られません。ただ投票日当日(だいたい日曜日)にお仕事等があって夜しか行けない方がおられます。期日前でも時間が合わなかったり長蛇の列に嫌気がさしたりする方もおられます。来られる方は少ないのですが、公平に1票を投じてもらうことが必要ですので、何もなければ極力開けなければならないと思います。
3、こういう時こそ期日前投票を活用するしかないですね。ただ、お年寄りは「当日、投票所に行く」ことにこだわりのある人も多いから、周知がどこまで届くか。あと、いい加減マイナンバーカードを使ったネット投票を真剣に検討してほしい。大雪でも深夜でも自宅から一票投じられるようになれば、繰り上げ問題も解決するでしょうね。
問題は多々ありますが。
4、投票の機会がどんどん狭くなる方向なんですね。この選挙の結果がでたとき、その結果が民主的に正当なのかがわかりません。もちろん現場の方はそれこそ休日返上で早朝から深夜まで努力されているのでしょうが・・・こういった選挙を認めるかどうかも、どこに投票するかの判断材料になると思います。
引用元:https://news.yahoo.co.jp/articles/81c8dbd3006715bb9a629c1935923e10de0780bc,記事の削除・修正依頼などのご相談は、下記のメールアドレスまでお気軽にお問い合わせください。[email protected]