千葉県四街道市の市立保育所で2017年2月、3歳の男児がホットドッグをのどに詰まらせ、心肺停止状態となり寝たきりになった事故が発生しました。その後、両親が市に損害賠償を求めた訴訟において、最高裁は市側の上告を退け、計1億800万円の支払いを命じた二審判決が確定しました。一審は提供方法の違法性なしとして請求を棄却しましたが、二審は過去の類似事故や保育所のマニュアルの不備を指摘し、所長の注意義務違反を認定しました。

保育施設における安全管理体制の欠陥が浮き彫りになった事件です。子どもが安全に過ごせる環境作りは最優先されるべきであり、今回の事故ではマニュアルの欠陥や事前の配慮不足が明らかです。保育所が提供する食品の安全性や特定の食材の危険性に関する情報共有がなされていない事実は重大です。
まずは、全国の保育施設で幼児向け食品の危険性に関する正確なガイドラインを整備し、職員へ徹底的な教育を行うことが緊急課題です。
また、過去の事故を参考にしたリスク評価システムを導入し、幼児の年齢や個々の咀嚼能力に合わせた食品提供の基準を明確化することが求められます。第三に、保護者や専門機関と連携し、子どもごとの健康状態を踏まえた具体的な安全対策を構築すべきです。
当時の未熟な管理体制は最も弱い存在である子どもたちに大きな代償を強いた結果となりました。この事件を契機に、無責任な運営が生む悲劇を根本から撲滅する方向へ進まなければなりません。子どもの生命を軽視する体制が許される社会であってはならないのです。
ネットからのコメント
1、保育業界って大変ですね。おやつ食べさせて訴えられるんだもんね。もちろん子どもも保護者も可哀想だとは思う。でも普段ホットドッグ食べるのに、どれだけ注意してるの、我ら。無理矢理口に詰め込んだならともかく、ちぎって与えてくれてるのにね。保育士が気の毒な人たちに思えて仕方ないです。
2、食事を与えなくても大問題になり、与えたことで誤飲しても大問題になる。運動させなくても問題になり、走って転んでけがしても大問題になる。
素行不良を怒っても大問題になり、怒らないで他の子供が被害にあっても大問題になる。寝たきりになった子供の事を考えても、信じて預けていた親の事を考えても訴えたい気持ちは分からなくも無いですが、つくづく理不尽な仕事だなと思いますね。そりゃ『幼稚園の先生になりたい』って人が激減し続けているの頷けるってもんですよ。
3、私も子供が2人いてそれぞれ保育園や学童にお世話になって来たが、子供を育てたり預かったり、とにかく子供を見るという事はリスクだらけだなと改めて実感する。自分の子ども達や私自身が健康に生きていられるのは運が良かっただけなのではないかと思うくらい、一瞬の隙が命取りになる。ホットドッグを食べるという日常にありふれた光景が子供、両親、保育園みんなの運命を変えてしまうとは。
4、誰が自分の命を懸けてまで子どもに食事を与えるのか。固形物はリスキーです。流動食でさえ危ないかもしれないと考えたら、誰が保育をやるのでしょう。介護も同じことが起きてます。この際、母親なのか父親なのか関係ないので、両親の内、一人が働かずに子育てできる環境にすることで幸せにもなるし、少子化も解決しませんかね。
引用元:https://news.yahoo.co.jp/articles/9fa01de20610174404f1c0120e9ed2c4a9d40604,記事の削除・修正依頼などのご相談は、下記のメールアドレスまでお気軽にお問い合わせください。[email protected]