札幌・すすきののホテルで、男性の頭部が取られた遺体が発見された事件において、田村浩子被告の控訴審判決が2023年に札幌高裁で下されました。一審では懲役1年2か月・執行猶予3年とされていましたが、控訴審では減刑され、懲役6か月・執行猶予2年の有罪判決に変更されました。浩子被告は、男性の頭部を自宅に隠すことを容認した死体遺棄ほう助や、頭部損壊のビデオ撮影を依頼した死体損壊ほう助の罪に問われていました。父親である修被告も一審で懲役1年4か月の判決を受けましたが、控訴審では減刑され懲役1年・執行猶予3年とされ、最高裁での争点が残ります。一方、娘の瑠奈被告の裁判進展は未定です。

この事件における裁判の展開には、重大な問題が潜んでいます。まず、この事件全体が示す異常性は、家族全員が死体遺棄や損壊に関与していたという点です。社会秩序を守るべき法律が適正に適用されているのか、特に減刑判断の根拠が疑問視されます。
被告たちの関与には故意や意図が否定できず、社会的規範を大きく損ないました。
問題の本質として、司法判断がこのような異例の事件で柔軟性を持ちすぎることで、悪質行為に対する抑止力が弱まる恐れがある点が挙げられます。また、執行猶予の利用の妥当性についても、社会への警鐘を鳴らす必要があるといえます。
具体的な改善策として、重犯罪には一律に厳罰を適用する基準の見直し、関与者の各々の役割と犯罪参与の深度を厳密に評価する仕組み、そして更なる再発防止措置と社会教育が不可欠です。
この事件は、個人間の異常な行動が法制度の甘さと絡み合い、社会全体の安全に警告を発しています。正しい裁きでなくして失われるのは、正義と市民の安心です。
ネットからのコメント
1、娘が、ご遺体の切断された頭を解体する様子を、ビデオ撮影するなんて、なかなか自分的には想像しづらいですけれども、それをしなければならない位の従属関係になっていたのかとも思います。そうだったからと言って、じゃあ無関係に無罪になると言うこともまた考えられないでしょう。
そうなる前に警察に通報するとかの方法もあったはずですから。まぁしかし本当に想像できない。恐ろしいというかなんというか。娘がラブホテルで殺害した男性の首を持って帰るのを手伝う父親。そしてその解体の様子をビデオ撮影を手伝う母親。なかなかホラー映画でも、ストーリーとして成立しづらい位のことだと思う。親子関係の歪みが、本当に凄すぎて恐ろしい。
2、今回の事件はその猟奇的でおぞましい内容もさる事ながら、加害者女の実父が現役の精神科医と言う点でも大きな衝撃がありました。「紺屋の白袴」と言うことわざがあるくらいなので、他人の治療に忙しく家庭の問題が疎かになっていたのかも知れない。ただ、それでも我が娘が殺人鬼になるまでに、どうにか対処は出来なかったのかと悔やまれる事件でもありました。両親に執行猶予が付くのは想定の範囲内でしたが、瑠奈被告の裁判や量刑がどうなるのかが、今後最大の焦点になります。
3、減刑でも有罪には変わりなく。執行猶予中にどこに住むの?どうやって暮らすの?地元で暮らせるの?実際には刑務所よりシャバの方が辛いと思うんだけど。
成人した子供の親がこのぐらいの罪じゃ、未成年の凶悪犯罪の保護監督責任がある親はめちゃくちゃ軽いはず。とにかく法律がおかしい。
4、減刑の理由が何であれ、首を切断して持ち帰るという異常極まりない犯行の一部を担った事実に変わりはありません。執行猶予がついたことで、被告が早期に社会に戻ることに対して不安を覚える市民も多いはずです。命を奪われた被害者と、その遺族の無念を思えば、この判決が妥当なものとは到底思えません。
引用元:https://news.yahoo.co.jp/articles/54c0fa90b2c280337623431235bf53e5beb46f45,記事の削除・修正依頼などのご相談は、下記のメールアドレスまでお気軽にお問い合わせください。[email protected]