テレビ朝日の長寿ドラマシリーズが次々と終了する動きが話題を呼んでいる。『科捜研の女』は26年間にわたる歴史を2026年1月23日に終え、『緊急取調室』は2025年10月期のシーズン5と劇場版で完結予定、『特捜9』も2025年4月期で幕を下ろす。これらの背景には、若者世代への視聴者層シフトを図る同局の経営戦略がある。広告収入の基盤となる個人視聴率(13~49歳層)を重視する一方で視聴者層の再構築を進め、若年層向けドラマを増加させている。年間視聴率の好成績を維持するも、日本テレビには収益で劣る現実が課題として残る。
頻繁な改編がもたらす影響には慎重な検討が求められる。人気ドラマ終了のタイミングには、視聴者の喪失感や愛着という心理的側面が大きく関わる。本質的な問題は、利益追求型の短期的な戦略が、長期にわたる視聴者との信頼形成や文化価値を損なう可能性にある。これは放送局全体の経営理念と、メディアが果たすべき広義の社会的責任との衝突と言える。
解決策として、長年のファンを取り込む企画や、終了作品の特別配信イベントを設けること、広告収入以外の利益源を模索すること、並びに質の高い若年層ターゲット作品との両立を図る放送枠設計が挙げられる。
こうした取り組みは、一時の売上追求を超え、局としての品格を維持する責務へと繋がるだろう。価値あるコンテンツ作りを無関心に葬ることは避けるべきだ。時代への適応が、メディア全体の使命を見失うべき時期ではない。
ネットからのコメント
1、マンネリって言われても科捜研とかいつも視聴率2桁はいってるんだよね、今の時代二桁をコンスタンスにとるってすごいと思うけどね
2、科捜研の最終回見ました。マリコさんは辞めて米国の某所にいくんだね。でもまた帰ってくるよ。連続シリーズでなくてもいい。ある日、特別スペシャルがあるような終わりかただった。ずっとやり続けないといけない俳優さんも大変だろうから。水谷豊さんの気持ちはどうだろうか。
3、テレ朝が見切ろうとしている中高年をいまフジテレビが積極的に取り込もうとしていると思う。つい最近も、科捜研の女が正式に終了が決まってない段階で沢口靖子さんを絶対零度の新シリーズに大抜擢。(これで慌ててテレ朝が科捜研の女の最終話を作ったような気がする)相棒の相棒役だった反町隆史さんもオクラで刑事役に抜擢され、そして今クールでは刑事役ではないけどラムネモンキーで犯人探しをする役を演じている。
遺留捜査の上川隆也さんも不動産が舞台のミステリーである問題物件の主演に。今クールの東京PDでは特捜9でもライバルだった津田寛治さんと吹越満さんが警察上層部の対立する立場として出演。フジテレビのここ2年ぐらいの刑事・ミステリードラマの量産体制は顕著であり、中には若い人向けの作品もあるけど中高年を取り込むようなキャスト、ストーリーの作品も積極的に制作している。
4、ロングランシリーズも様々な理由で判断して終了しているが、何より俳優の都合が大きいだけでしょう。加齢で設定との乖離が激しくなるとか、他の仕事が出来ないとか…特別機動捜査隊、非情のライセンス、特捜最前線、はぐれ刑事純情派、はみ出し刑事、さすらい刑事…ものすごい検挙数だったなぁ…
引用元:https://news.yahoo.co.jp/expert/articles/6a94ca2052c6a6b50f139860e71c8733b659f31e,記事の削除・修正依頼などのご相談は、下記のメールアドレスまでお気軽にお問い合わせください。[email protected]