2023年11月12日、京都市右京区の京都京北小中学校で、来客用玄関の約60~70キロのアルミ製扉が倒れ、4年生男子児童(9歳)が下敷きになる事故が発生しました。児童は頭、背中に打撲を負い、右膝と右肘にケガをしました。扉は1年前から故障し、必要な修理が行われないまま使用禁止措置のみが取られていました。しかし、事故時には鍵が開いており、扉が使用可能な状態でした。事故後、児童は精神的にも影響を受けています。市教育委員会は「学校側の責任」として陳謝し、再発防止に取り組むと述べています。

今回の事故は、責任を回避できない明確な管理体制のずさんさが露呈した事例です。長期間の修理放置に加え、一時的な策に頼り、安全確認を怠った結果、9歳の児童に深刻なけがと心の傷が残る事態を招きました。この種の事故は明らかに防げたはずです。
問題の根本には、施設管理の優先順位が低下し、安全意識が欠如していた点が挙げられます。
市教委が「予算の調整中だった」と説明したのは言い訳にも値しません。これは施錠が解除されていた状況を生んだ学校側の迂闊な対応と合わせて、多段階的な問題が積み重なった結果です。
解決策として、まず全ての教育施設で設備の総点検を実施し、緊急度に応じた適切な修繕計画を即時に立てるべきです。また、特に危険性がある設備については、使用停止の徹底だけでなく、その認識を児童や教職員にも周知すべきです。さらに、修繕に必要な予算の即時確保のための迅速な決裁プロセスが求められます。
子どもたちの安全を守るのは、教育機関としての最低限の責務です。予算や手続きの問題でそれが疎かにされている現実は、私たちの教育制度の倫理的な欠陥を映し出しているに他なりません。このような失態を二度と許してはならず、再発防止策を具体的かつ透明性を持って徹底するべきです。この現状を放置する社会であってはならないのです。
ネットからのコメント
1、京都市民として、公立小中学校の老朽化が気になっています。市役所や公共施設の整備が進む中で、子どもたちが毎日過ごす教育現場の環境整備も、もっと優先して進めていただきたいと感じています。
また、自転車の車道走行のルール強化により、通学時の安全面にも不安があります。学生の事故防止の観点から、安全対策について丁寧な検討と対応をお願いしたいです。
2、定員割れの学校が増えている私立の学校の助成金の拡充ばかりに予算を振り向けて、家庭での教育支出が薄めの生徒が多い公立の学校への予算配分が少ないからこんなことが起きているのだと思います。公立の学校へのリソース配分強化と効率的な運用を強化した方が良いと思います。
3、市教委総務課は「学校側は根本的な改修が必要として、教育委員会と予算面で調整中」とあるのに、冒頭の委員会のコメントは、「学校側が悪い…」となってる。もし、学校側が予算決算待ちの間に、この事故が発生してたのなら、委員会に責任があることになる!学校、校長の立場からしたら、たまったもんじゃないな!
4、記事を読むと、1年も前から故障を把握していたにもかかわらず、そのままにしていたのは管理が杜撰だと感じます。60キロ以上の重さといったら、大人でも相当なものですが、一歩間違えば、命にも関わる重大事故につながるところでした。
体の傷はもちろんですが、夜泣きや不安といった心に受けた傷の大きさは計り知れません。二度とこのような事故が起こらないよう、子どもの安全を最優先に考えた対策を徹底してほしいです。
引用元:https://news.yahoo.co.jp/articles/391a68152aaf24870d64554c47a0e637f55fa87d,記事の削除・修正依頼などのご相談は、下記のメールアドレスまでお気軽にお問い合わせください。[email protected]