事件概要:2023年4月から全国で実施される「こども誰でも通園制度」は、親の就労状況に関係なく保育施設が一定時間利用できる政策です。京都市では先行して導入され、半年が経過した現在、制度利用者からは子どもの成長促進や保護者の精神的休息への貢献が評価されています。一方で、利用時間が月10時間に制限される現状が課題として顕著に浮上しています。例えば、南区の幼稚園では園側が課題を補填する形で独自に保護者負担で受け入れ対応を拡大しています。しかし、保育者不足や財政支援の不十分さが制度運営に影響しており、今後全国実施に向けた改善が求められています。

コメント:「こども誰でも通園制度」は、子どもの健全な成育環境と親の負担軽減を図る少子化対策として意義のある取り組みです。しかし、月10時間の利用上限や保育者不足という現状は、この制度の理念の実現を妨げる深刻な障壁です。
まず、国際的基準に比べても低水準な保育者配置を改善すべきです。具体的には、保育員数増加を促進するための賃金引き上げ、働きやすい環境整備、資格取得支援の拡充が求められます。また、施設単価の引き上げによる財政強化も不可欠であり、施設が十分に対応できる体制を整える必要があります。さらに、利用時間の上限を現実的な範囲に拡大することは、子どもの成長に直接寄与し、保護者の負担感や孤立感の軽減を促進します。「誰でも利用可能」と謳う政策である以上、その利用条件が適正でない現状は社会的公平性を著しく損なっています。制度の本質を活かすために必要な当局の迅速な改正と、現場の意見を真摯に取り入れる姿勢が期待されます。
ネットからのコメント
1、保育士20年目です。更に辞める保育士も出てくると思います。自分のためのリフレッシュもわかりますが、子どもは週6日も預けられて、1番リラックスできる家族の時間を削られている子もいると思います。預けてもらった以上、かわいがって保育をしますが、親の抱っこや愛情には絶対に叶いません。
月10時間も自分の時間を持てるなら十分ではないでしょうか?と感じてしまいます。
2、自分で自分のことができない年齢の子を預かるのは、事前準備や当日の人数に余裕が必要かなと思います。アレルギーや他人とのコミュニケーションがどれくらい取れるか、どんなお世話が必要か等事前に聞きたいこともあるし、記事のようにきっと知らない空間に泣きっぱなしでマンツーマン対応も多いはず。日々利用してない子どもを預かってもらえるのはありがたいですが、預かる側のキャパに余裕を作ってあげない事故に繋がるのではと心配です。
3、こども誰でも通園制度が1h300円で利用出来るから10h利用しても3000円。民間シッターやファミサポより安いと思う。私は都内に住んでるけどファミサポは1時間700円です。この制度は保育士不足の背景から月10hって上限が設けられているらしいので利用時間に不満があるなら民間シッターやファミサポも併用するべきかと思う。一方、子どもの成長に関して10hでは足りないというなら昼間フルで働いて子どもたちを保育時間マックスまで預けられる働き方に変えた方が良いと思う。
リフレッシュするためにこの制度を利用するのは良いと思うけど「成長がー!」と言うなら話が変わってくる気がする。何のための制度なのか今一度考えてみてほしい。
4、元保育士です。この制度は反対でしかありません。賛成してる保育士は誰もいませんでした。子ども真ん中制度? 知らない場所に親都合で連れてこられて、知らない人に抱っこされてご飯たべさせられ、ただただ泣くだけの数時間。そして在園児は自分たちの先生を知らない子にとられ、保育士だっていつもの保育にはできずにいる。預かったお子様をケガさせたり誤飲事故などがあっては大問題。在園児だって子どもです。真ん中にいさせなきゃダメです。 この制度でラッキーに思うのは預けてる親のみ。保育士だって不満があるけど国の政策だからやるしかない。保育士の給料があがるわけでもなく、不適切保育にならないようにするしかない。私は疲れて保育士辞めてしまいました。国は誰のために考えてるんだろう?リフレッシュする親のことのみですね。保育士の負担が増えるだけ。
引用元:https://news.yahoo.co.jp/articles/01b398a1ff7231c9cf46f3216e576d7a02595e81,記事の削除・修正依頼などのご相談は、下記のメールアドレスまでお気軽にお問い合わせください。[email protected]