17日午後6時45分ごろ、北海道更別村湖南地区南2線の麦畑付近で、猟友会所属の40代男性ハンターがクマに襲われた。男性は両腕の噛み傷や後頭部の爪傷を負い重傷、帯広市内の病院へ搬送され1週間程度入院予定。体長約110cm、体重60~70kgの子グマは18日朝の捜索で死亡個体が発見され、男性の証言や銃痕などから襲撃個体と確認された。

今回の事故は、現場が以前からクマの目撃情報が多く、巡回強化区域だったにもかかわらず、命がけの対応を個人の経験と技量に頼らざるを得なかった現状を浮き彫りにした。危険な野生動物対策を「慣れた人なら対応できる」という考えで支えるのは限界がある。背景には、人手不足や安全管理体制、情報共有の仕組みの弱さがある。今後は、①巡回時の複数人行動を義務化する、②位置情報共有や緊急連絡体制を整備する、③危険区域への監視カメラ設置や専門部隊による対応を強化する、といった具体策が必要だ。
現場で命を張る人に勇気だけを求める社会であってはならない。安全を守る責任を個人に押し付けるのではなく、制度と組織で支える社会こそが本当の危機管理である。
ネットからのコメント
1、クマの駆除にあたる人たちは、危険と隣り合わせなんだと改めて感じます。命懸けで地域の安全を守る人が重傷を負ったとは本当に痛ましいです。今回は子グマだったようですが、親グマだったらと思うとゾッとしますよね。自力で車を運転して診療所まで行けたのは不幸中の幸いでした。今回の事故を教訓に、複数で行動するなど、安全対策をさらに徹底してほしいと思います。男性の一日も早いご回復を願っています。
2、昔から羆駆除中の事故は良く起きています、かつてのヒグマによる人身被害が少ない頃は被害のほとんどが駆除中の事故でしたしかし、危険性が極めて高い作業を担当していただく、ハンターへの報酬や事故が起きた際の補償が不十分でありまた責任をハンター個人に押し付けられる事例も発生していますしかも、事故が起きた際に「ハンターの技量不足、注意不足」等とハンターを個人的に批判する書き込みもよく見受けられます行政は、危険な作業にあたって頂くハンターへの支援金を手厚くしたり、保障をもっと充実させるべきですそしても我々もほぼボランティアに近い報酬で危険な駆除に当たっていただくハンターさん対してもっと感謝する意識も持つ必要がありますでないと、駆除数も増えないし、駆除していただくハンターも年々減少してしまい本当に「羆を駆除出来る人がだれもいなくなった」という事態になってしまいます
3、最近、クマと闘うような勇敢な方々の話も聞くようになってきたけども、結果的に大怪我を負うような事が多いし、多くは後遺症が残ったりもするんやろうと思う。とはゆうても、ハンターの方々がおらん事には森林で飽和したクマ達の駆除がとてもやないけども追いつかんようになるのも事実なんやと思うんやわ。自治体はハンターの果敢な動きに見合った報酬制度に見直すなどどんどんと支援をしていくべきやな。
4、ナイスファイト!正直茂みからいきなり襲われたら冷静に反撃などできる自信は無いが、さすがハンター。熊に唯一ダメージを与えられるのは眼球だけだろうから噛まれながらも冷静に眼球を潰したのでしょうね。更に離れた熊に銃で追い打ちをかけて仕留めるなど正に驚嘆です。私たちの平穏はこのような立派なハンターたちに支えられていることを知らなければいけませんね。
引用元:https://news.yahoo.co.jp/articles/83ea5f74280aab21b08884533002a2a2798a378b,記事の削除・修正依頼などのご相談は、下記のメールアドレスまでお気軽にお問い合わせください。[email protected]