昨年11月3日に行われた高校ラグビー県大会決勝で、機器不具合による反則見逃しが試合結果に影響を与えたことが判明した。朝明高校が五点リードで迎えた試合終了間際、四日市工ボールのモールでノックフォワードの反則が発生。副審がジェスチャーでアピールしたものの、インカム不調により主審へ伝達できず、反則は見過ごされた。このプレーで四日市工が逆転トライを決め、24―22で勝利。朝明の14連続花園出場はならなかった。後の協会調査で機器不備が認められ、再発防止を誓うものの、試合結果は覆せないとの立場を表明した。

高校ラグビー界における今回の事件は、いくつかの重要な問題を露わにしています。まず、公平な競技環境を提供するべき運営側の技術的な準備不足により、選手たちの努力に不相応な結果に繋がったことは否定のしようがありません。インカム不具合が“よくある”とされながらも、対策に徹する姿勢を欠いていた過去の運営態度は、重大な過失であると言わざるを得ません。
「現場の判断を尊重する」ことと「公平性を犠牲にしても試合を中断しない」との論調が混同され、スポーツの趣旨を履き違えた発言に至った背景にも目を向ける必要があります。
この問題について、まず考えられる対応策は、①信頼性の高い通信機器の導入や定期的な点検の義務化、②主審が現場での情報伝達を確認する新しい手法の導入、③明確なリプレイ制度を適用し誤審時に内容を精査する独立委員会の設立などが挙げられます。これらは技術的にも組織的にも十分実行可能であり、競技の信頼性を損なう要因を排除することができます。
誠実に準備を行い、公平性を保つことこそが、スポーツにおける参加者全員への基本的な責任であるはずです。技術への投資と仕組みの改善を怯まず進めることで、地域スポーツ協会の理念を守り、選手たちの真摯な努力を称えるにふさわしい舞台を構築すべきです。多くの選手の情熱が不備によって曇ることがない未来を実現するためには、現状への鋭い反省と積極的な変革が求められます。
ネットからのコメント
1、「インカムの不調はよくある」認識しているのなら、事前に対処方法を検討しておくべき。
そんな言い訳が通用するとでも思っているのか。情けない。トライ後でも副審が主審に出向いて協議してプレーを差し戻せばよかった。花園は聖地ですよ。選手の事のよく考えるべきです。
2、「インカムの不調はよくある。現場の判断を尊重するのがラグビーの精神。いちいち指摘して試合を止めていたらそれはスポーツではない。」とあるが、日本協会のレフェリーが判定しているリーグワンではあるTMOレフェリー側からの横やりが多すぎると思う。そこはサッカーのようにピッチにいるレフェリーがTMOかけるか、かけないかの最終判断をちゃんとしたほうがいいと思う。試合を止めるほどのレポートであれば必ずTMOチェックはした方がいい。ピッチレフェリーとTMO間でローカルにずっと話していて結果TMOかけずに判定するとか、試合が止まってることが多々ある。やはり日本協会の運営体質を変えないと、結果下部組織の地方協会も昔のまま(謎に偉そうな役員とか)だと思う。
3、>協会側は「インカムの不調はよくある。現場の判断を尊重するのがラグビーの精神。
いちいち指摘して試合を止めていたらそれはスポーツではない。しっかり検証したので再発防止に努める」としている。協会がこんな認識じゃ競技者人口が減るのがよくわかるどのスポーツにおいても選手や客が審判に求めているのは「公正で正しいジャッジ」おまけに今回は現場の副審の判断が尊重されなかったケースこれでは正しい再発防止は成されない可能性が高い
4、高校ラグビー三重県大会決勝という大事な舞台で、反則の見逃しが疑われ、さらに審判のインカム不具合が影響していた可能性があるとなると、選手や関係者が納得できないのは当然だと思う。ただ、現場の審判個人を責めるだけでは、問題の本質は解決しない。高校スポーツでは、設備や運営体制が全国大会レベルと比べて十分でないケースも多い。今回のようにインカムが正常に機能していなければ、複数審判での連携が取れず、判断の精度が落ちるのも無理はない。それでも決勝戦という重要な試合で起きた以上、「仕方ない」で済ませていい話ではない。
引用元:https://news.yahoo.co.jp/articles/8842b960b56fb5efe8204a6451f08f70ef22d5e4,記事の削除・修正依頼などのご相談は、下記のメールアドレスまでお気軽にお問い合わせください。[email protected]