フジテレビは、元タレント中居正広氏の女性トラブル問題を巡り、その影響が新卒採用に及んでいることを30日の社長会見で明らかにしました。この問題では、同局編成幹部が関与していたことから企業広告の差し止めが相次ぎ、結果として当時の社長らが退任する事態となりました。清水賢治社長は退職者数の詳細を「把握していない」としつつ、新卒と転職者を含む人材の流動が進行していることを説明。また、具体的な影響や数値には言及を避けました。同局は競争激化の業界内で転職が進んでいる一方で、中途採用を増やして対応している状況です。

フジテレビの今回の事案は、企業倫理と人材管理の欠如を顕在化させた極めて重要な問題です。まず、女性トラブルに関与した幹部の存在は、公共のメディアとして責任を果たすべき同局において許し難い逸脱行為であり、それが広告出稿停止や経営陣退任といった問題を引き起こしました。
この事態は、テレビ局としての組織の内部監査や倫理規定の不備を露呈しています。
問題の背景には、従業員の不適切な行動を許容する企業風土や、コンプライアンス体制の弱さがあると考えられます。同様の事案を防ぐためには、①倫理規定の厳格化とその継続的な教育、②内部監査制度の強化、③社員や幹部層に対する透明性及び倫理検証の義務付けが不可欠です。これらは、社員のモラル向上と外部からの信頼回復に繋げるための具体的なステップです。
社会は、不正や不公正を看過してはいけません。メディアという影響力を持つ役割を担う企業なら尚更、その振る舞いには高度の責任が求められます。今回の事例は、その価値観との大きな乖離を改めて突きつけています。未来の信頼構築には、誠心誠意の対応が不可欠と言えるでしょう。
ネットからのコメント
1、フジテレビの企業体質という問題とは別に、テレビ業界全体が成熟産業であって成長余力があるのか疑問に感じる向きはだんだん増えていくだろう。 一見華やかな業界だから魅力に感じる人はまだいると思うが、冷静に考えると今回の一件でこの業界の持つ不祥事リスクに弱い脆弱性が照らし出されたと思う。
企業文化に極めて昭和的な時代錯誤と思われる後進性があり、かつ不祥事により民間放送にとって命綱でもあるスポンサーが一斉に退いた事実は、華やかさを全て打ち消すだけの厳しい現実を見せつけた。
2、テレビ局って華やかそうに見える反面、また厳しいブラック企業にも感じますよね!今の世代の子は目立つことよりも着実に勤務し、自分の時間を大事にする傾向があるように思えます。ブランド色よりも自由な時間です。なので中居くん問題だけではないように思えます。
3、中居の件に関係した幹部職員は降格にはなったけど、今でもフジテレビにいるんだよね。それも新卒採用に影響しているんじゃないかな。会社に与えたダメージ、金銭的損失、イメージダウンを勘案すれば懲戒解雇か、せめて諭旨免職にすべきだったのでは。
4、正直に言って強い違和感と不信感しかないフジテレビは「新卒採用に影響が出ている」と認めながらも、具体的な数字は示さず、退職者についても「把握していない」と曖昧な説明に終始しているこれは説明責任を果たしているとは言い難い問題の発端は、中居正広の女性トラブルに局の編成幹部が関与していたという極めて深刻なガバナンス問題CM出稿停止、経営陣の退任まで発展した事態を「人材の回転」「転職はよくあること」と一般論にすり替える姿勢は、危機感の欠如にしか見えない特に新卒採用への影響は重い 若い世代は企業の倫理観や透明性をシビアに見ている 信頼を失った組織に将来を託したいと思う人が減るのは当然今回の会見は問題の本質に向き合う覚悟よりも事態の沈静化を優先した印象が強いフジテレビが本当に再生を目指すなら、言葉を濁すのではなく、痛みを伴ってでも事実と向き合う姿勢を示すべきだと思う
引用元:https://news.yahoo.co.jp/articles/424a4f754f49281b6dda4be97a0c68694c636f9b,記事の削除・修正依頼などのご相談は、下記のメールアドレスまでお気軽にお問い合わせください。[email protected]