2025年7月20日の参院選では、参政党が注目を浴び、破竹の勢いで議席を獲得した。この党は「日本人ファースト」を掲げ、過激な発言で注目を集めたが、SNSを駆使した政治活動が功を奏し、特に歌舞伎町のホストたちが積極的に支持を表明。これにより投票率は58.51%に達し、15年ぶりに50%台後半に。
政治的な無知と認知バイアスが影響し、無責任な投票行動が招いた結果とも言える。参政党は11議席を獲得し、今後は政策協議が進むが、政治経験不足やスキャンダルリスクも高いとの指摘がある。
今回の参院選で参政党が急成長したことに対する現状は、危険信号を無視した結果だと言えます。SNSによる過剰な支持集めや、過激な発言が一部の人々を魅了したものの、その根底には深刻な問題があります。政治的無知と認知バイアスにより、多くの有権者が十分な情報に基づかないまま投票したことが問題です。
まず、制度として情報教育の強化が必要です。政治の基本的な知識や、民主主義の重要性を学校教育でしっかりと教えるべきです。次に、SNSを通じて情報のフィルターバブルや偏った意見が拡散されやすい現状に対して、メディアリテラシー教育の普及が急務です。
そして、政治家自身が社会に対して責任ある発言をすること、無責任な過激発言が広がらないよう、メディアや政府が厳しく取り締まるべきです。
結局、政治の成否は、有権者が自分の行動に責任を持つかどうかにかかっています。政治的無知に頼るのは、将来を他人に託すことと同じであり、そのリスクは計り知れません。
ネットからのコメント
1、>参政党のような不気味な極右勢力の台頭は、日本に限らない。トランプ大統領のアメリカはもちろん、「イギリスでは地方選挙において極右政党の『リフォームUK』が勢力を伸ばし、ドイツでも極右政党の『ドイツのための選択肢』が第2党となっています」世界的に反グローバリズムの思想が浸透してきたということでしょう。グローバリズムの問題点は様々に指摘されてきたのに推進派はそれを無視し続けた。メディアもグローバリズムを礼賛してきた側だから、反グローバリズムが拡大した現状を無知だ極右だと切り捨てることしかできない。これも認知バイアスってやつじゃないですかね。
2、いつもリベラル知識人は上から目線でさも自分たちだけが正しい見識を持っているかのような口ぶりだが、騙されてはいけないと思いますね。
彼らこそ、偏向報道、印象操作、発言の切り取り、自分たちに都合の悪いものは報道しない自由の4つを駆使して、国民を欺いてきた張本人なのです。口ほどにもない者らです。彼らの言い分など気にせず、自分が正しいと感じた政党と政治家に投票すれば良いと思う。排外主義と差別と決めつけて選挙で大敗北を喫したのをけ入れられず、負け惜しみを言っているだけだと思います。
3、筆者の記事は読者の共感を呼ばない。右派勢力対等の原因は、あまりに既存の政治が「バカ」だからに他ならない。それを差し置いて、自分たちの意に沿わない有権者行動をバカ呼ばわりするとは何事か。既存の政治家にまかせていても、結局は何も変わらない。不毛な議論の繰り返しを見せられるだけ。「国の借金がー」「財源がー」「医療保険がー」お先真っ暗な話ばかりだし、それを解決するビジョンも打ち出せない。そうなれば、不満の矛先はどこへ向くのか?当然の成り行きに他ならない。
4、有識者の方々が他の有権者の投票先を批判するのはいかがなものかと思う。たとえどのような知識や信条からの投票であったとしても有権者の一票には、一票分の権利がありその重みは保証されている。
また有識者の皆さんの、表現の自由が保証されているのと同様に有権者が投票先を自由に選ぶ自由も保証されている。有権者の方々やオールドメディアの方々が、今回の選挙結果について批判的な発言をしているが、選挙結果への批判は、選挙制度への批判と同じであり、また民主主義への批判と同じ事です。
引用元:https://news.yahoo.co.jp/articles/520678b9d8f400df5256b44fa5bd3f514a14c6b5,記事の削除・修正依頼などのご相談は、下記のメールアドレスまでお気軽にお問い合わせください。[email protected]