2025年、美容業界では120件の倒産が発生し、過去20年間で最多となりました。主な原因は販売不振で、全体の約83.3%を占めています。倒産の多くが負債1億円未満、資本金1千万円未満の小規模・零細企業であり、破産が92.5%と大半を占める状況です。背景には水道光熱費や備品費の高騰、過当競争の激化、コロナ禍による来店頻度の減少があります。2024年度末の美容所数は前年比1.3%増でさらに競争が激化し、業界に効率化やDXの必要性が増しています。

美容業界の倒産件数が20年で最多となる現状は、過当競争と経費高騰による深刻な歪みを象徴しています。特に、小規模店が中心の倒産は市場構造の問題が浮き彫りとなっています。本質的な問題として、美容業の乱立には新規参入の敷居が低い環境があり、一方で既存店は価格競争にさらされ、持続可能な利益モデルを構築する余裕を奪われています。
また、美容師不足や勤務条件の問題も経営のゆがみを助長しています。

解決策としては、まず制度面での新規開業規制や参入基準を引き上げることで、業界全体の健全化を図るべきです。次に、政府や産業団体が支援する形で、予約システムや顧客管理を中心としたDXへの助成金を提供し、業界の効率化を加速することが求められます。さらに、美容師の待遇改善や教育強化を目的とした補助金制度を設け、労働環境の改善を図るべきです。これにより競争を適正化し、美容業界全体の質を底上げできます。
過剰な競争の中で生きる経営者に求められるのは、単なる努力だけではありません。社会制度と市場の進化も必要です。市場規模の限られた美容業における過剰な新規参入が倒産を生むことを軽視してはいけません。持続可能なモデルを築き上げる社会的責任が今問われているのです。
ネットからのコメント
1、指名料で3千円ぐらい取る美容院とはおさらばしました。そこまでこだわりがないので、安いところでカットしてもらうで十分です。近所の1000円カットのお店は、予約ができないからかもしれないけど行列ができています。
2、完全な必需品ではないからなあ。個人的に自分でカットしてるんだけど(そんなにうまくはないけど)くせ毛だからある程度ざっくばらんに切ってもそれなりになる。どうしてもの時は年一くらいで千円カットにいけばいいし、そもそも一番需要がある若い世代がどんどん少なくなるからこれからもどんどん減っていくだろう。
3、すごく高くなりましたよね。カラーリングにパーマにカットまでするとクラクラするくらい高い。昭和や平成の時代には大金持ちでなくても毎月カット行くって人普通にいたのにね。それで、儲けるために値上げしてる訳でもないのだから、来る人が減ると利益が減って経営も大変だよね。今は比較的予約が取りやすくなりましたけど、いっぱいいた美容師さん(見習いの方)も人数減りましたね。
4、以前、カリスマ美容師とか一大ブームになりましたよね。
でも激務だし離職率や入れ替わりが早かったりでなかなか厳しい業界だと聞いています。SNSでも、何年も通っているのに雑な扱いや対応をされた、という投稿もとても多く目にします。ホスピタリティをそこまで大切している美容師さんやお店って実はそう多くないのかもしれません。効率とか利益とか、そんなんばっか考えてるとやっぱり客側からしたら分かるものです。そういう意味で自然淘汰されていく部分も大きいのではないでしょうか。
引用元:https://news.yahoo.co.jp/articles/300dc00f15ae947946d0121fb83a126eac28359c,記事の削除・修正依頼などのご相談は、下記のメールアドレスまでお気軽にお問い合わせください。[email protected]