北陸新幹線の延伸ルートで、JR桂川駅(京都市南区)が新駅候補として浮上している。JR京都駅から南西約5キロに位置し、在来線では京都駅から大阪方面へ2駅、所要時間は約5~6分。周辺は旧キリンビール京都工場跡地を中心に発展し、2003年に洛西口駅、2008年に桂川駅、2014年にイオンモール京都桂川が開業。自然環境と都市利便性を併せ持ち、人口増加地域となっている。

新幹線の新駅候補として桂川が注目される一方、駅を増やせば地域が活性化するという単純な発想には危うさがある。巨額の公共投資を伴う新駅は、便利さの向上だけでなく、費用対効果や将来の利用需要を厳しく検証すべきだ。人口減少時代に、見栄えのする施設を造ることが目的化すれば、負担だけが住民に残る可能性がある。
本質的な問題は、交通政策が地域全体の長期設計ではなく、局所的な期待や経済効果の宣伝に流れやすい点にある。
必要なのは、①利用者数や収支を公開した透明な判断、②周辺地域との連携による住宅・商業・観光政策の一体化、③既存交通網との役割分担を明確にした整備計画である。
新しい駅は未来への投資になり得るが、ただ造れば未来が来るわけではない。本当に価値ある公共事業とは、便利な場所を増やすことではなく、限られた資源で次世代に責任ある街を残すことだ。看板だけの発展ではなく、実力ある成長こそ求められている。
ネットからのコメント
1、駅が出来る前は何もない辺鄙な所だったが、駅が出来てから駅前にイオンモールが出来たお陰で、街が形成されつつある。滋賀県の南草津駅みたいな発展の遂げ方をしている感じだ。ただし京都駅からは外れるので、開業したら乗り継ぎが面倒臭くなりそうだ。利便性を考えると南北案が妥当であるけれども、地元が猛反対するので仕方ないかなと思う。開業してから人の流れが大きく変わるので、その時に京都市民はどう思うのか見ものだ。
2、元々、ビール工場があった場所が再開発されたエリア。巨大なイオンモールがあって、それを取り巻くように築浅のマンション街が広がる。
洛南小学校もこの地に開校しており、比較的裕福なサラリーマン層には人気のエリア。阪急洛西口駅からも徒歩圏内となる。京都市南部から乙訓エリア、さらには大阪府北摂地域からのアクセスが良く、新幹線新駅の設置場所としては悪くない。恐らく新快速停車駅に昇格するでしょうから、この地域のマンションは中古でも今後、高騰するでしょうね。
3、京都駅周辺の大混雑と交通マヒを緩和する効果はあるだろうね。とはいえ桂川も都心といえば都心なので限定的かな。せめて長岡京ぐらい離れていれば分散しそうだな。桂川とはいえ北陸新幹線も京都を通すとなれば、リニアは奈良経由の可能性が高まるね。京都はそれでよかったのかな。限界集落みたいな小浜なんて無視して京都もすっ飛ばして湖西に新ルート設けて、最短最速で新大阪直通が北陸新幹線全体にとって一番いいのに。
4、是非行ってみたいですが「久しぶりに京都や他の国内旅行へ行きたいな」と思っても、高騰し続けるホテル代と、どこへ行っても外国人観光客で大混雑している現状を目の当たりにすると、一気に行く気が失せてしまいます。
せっかく高い旅費を払って出かけても、のんびり風情を楽しむどころか、移動するだけで疲れ果ててストレスを溜め込むだけになってしまいます。かつてのように「ふと思い立って、お小遣いの範囲で気軽に国内の名所を巡る」という、日本人が自国の魅力をのんびり味わう旅の形が奪われてしまったようで、本当に寂しく、もどかしい気持ちでいっぱいです。
引用元:https://news.yahoo.co.jp/articles/06c91f956bb7eeca29d63e020538febed2222083,記事の削除・修正依頼などのご相談は、下記のメールアドレスまでお気軽にお問い合わせください。[email protected]