2024年12月、韓国の尹錫悦大統領(当時)は「非常戒厳」を宣言し、その後約1年2カ月半に渡る混乱を経て、内乱罪で起訴・裁判を受け、2025年2月19日にソウル中央地裁で無期懲役の判決を言い渡された。公判が開かれた法廷は、過去に全斗煥元大統領が死刑判決を受けた場所と同様であった。支持者と反対者で意見が分かれる中、判決当日も地裁周辺は緊張が高まり、約1000人の機動隊員が配備された。尹被告は判決を冷静に受け止めたように見えたが、一部では支持者の涙や声援が目立つ一方、厳罰を求める集会も行われ、社会は大きく揺れ動いている。

今回の判決を社会正義の観点から捉えれば、いくつかの問題点が浮き彫りになります。現職大統領による「非常戒厳」の発動は、一見統治の安定を目指す政策に見えますが、今回の事例は明らかに権力の濫用です。国民主権の侵害であり、民主主義の理想から大きく逸脱した行為と言えるでしょう。
問題の本質は、韓国の大統領制の特性と権力集中による監視体制の不十分さにあります。特に国防を名目にした国家権限の乱用は、社会に恐怖と不信を生み出しました。また、これを防ぐ政治的・法的な抑制制度が十分でなかった背景が最大の課題です。
解決策として、まず第一に、非常権限の発動基準を法的に厳格化し、それを監視する独立した機関を設置する必要があります。第二に、公務員や軍内部での透明性を高め、内部告発者を保護する仕組みを構築しなければなりません。第三に、権力者に過剰な権限集中が起きないよう、首脳レベルでの権力分散の具体策を検討するべきです。
尊重されるべき民主主義の名のもと、独裁の芽を早急に摘み、国民の声が政治に反映される社会づくりを目指すべきです。国家の未来は、強いリーダーシップではなく、公正かつ透明な制度にかかっています。
ネットからのコメント
1、少し前まで大統領やってた人にこんな短期間で普通に無期懲役判決なんて出るのが驚きだ。歴代大統領みんな逮捕されてるイメージだな。日本では良くも悪くもあり得ないな。
2、これほど歴代大統領が逮捕されたり実刑判決が下ったり暗殺されたりするって何なんでしょうか?国として根本的に何かが間違ってる気がします。
3、無期懲役。重い言葉だけど、韓国の前例を知ってる人ほど“はいはい、次は減刑か特赦でしょ”ってなるのが現実。朴槿恵元大統領も重い実刑判決を受けたが、最終的には恩赦された。そうした前例を考えると、今回の無期判決も“確定的な終着点”とは言い切れない。韓国では司法の判断と政治の判断が分かれる。
4、政権交代の恒例イベント。不思議なのは、過去から末路がイメージ出来てても、成り手(大統領)が出てくるところ。自分だけは大丈夫!と思うのかな?普通に考えたら、誰もやりたくなくなると思うのだかね。
引用元:https://news.yahoo.co.jp/articles/938eadb2976161b54af35e57cadc12302b7237ff,記事の削除・修正依頼などのご相談は、下記のメールアドレスまでお気軽にお問い合わせください。[email protected]