厚生労働省は、2017年と2018年に全国で新たにがんと診断された患者の5年生存率を発表しました。15歳以上では前立腺が92.5%と最も高く、膵臓は13.5%と最低値でした。対象期間の主な部位別生存率では、大腸が68.0%、胃が64.4%、肺が39.6%でした。一方、15歳未満では白血病・リンパ増殖性疾患が最高値の84.3%、中枢神経系腫瘍が65.2%でした。本調査は2016年施行のがん登録推進法に基づき、公的機関へがん患者情報を届け出る仕組みを活用しています。これにより、精密な統計データが初めて取得され、科学的根拠のある医療政策への活用が期待されています。

今回のデータ公開は、日本のがん治療に関する進展と課題を浮き彫りにしましたが、全員が恩恵を享受できる状況とは言えません。膵臓がん生存率が一貫して低い事実には冷静な対策が必要です。
統計の向上により、診断精度や治療法の進化が促される一方、以下の問題点が明らかです。
第一に、治験や医療資源が病院間で均等に分配されない現状。第二に、膵臓がんなど「難治性がん」に特化した研究・資金投入の遅れ。第三に、がん治療格差を軽減する診療所ネットワークの不足です。これらに対し、データ解析を基にした資金再分配、地域医療拠点の強化、政策主導での新薬開発加速を提案します。
この問題を放置すれば、治癒可能な命が取り残される事態になりかねません。科学的進歩を活用しつつ、社会的公平性も追求する姿勢こそが医療政策の本質であるべきです。
ネットからのコメント
1、私は2016年大腸の生存に含まれます。AYA世代でステージ3a、リンパ節多数転移していました。外科的治療に加え抗がん剤を投与しました。抗がん剤は辛かったけど、投与したからか関係ないかはわからないけど、今も再発なく元気に暮らしています。健康で家族と笑って過ごせることは当たり前のことではないと気付かされました。あの時治療に携わってくださった全ての方に感謝しています。
2、食道ガンで薄く広がっていてほとんどの食道を摘出したけど大きな後遺症もなく再発もせず3年過ぎ最新の胃カメラで極早期のガンが見つかったおかげです。健康診断は胃カメラを選択すべしです。今は大腸カメラ検査も定期的にしてます。早期発見は本当に大事だと思います!!
3、私の母は膀胱がんで手術後、約5年半で亡くなりました、かかりつけ医が2年前に異常な数値が出ていたのにも関わらず見落としていて、最初にすぐ泌尿器科行きなさいと言っていれば今頃は元気に老後を楽しんでいたのかと思います、そのかかりつけ医に私の伯父は憤りを隠せずに怒っていました、そのかかりつけ医が講演会でがんの早期発見について講演をしていたと聞いたときは、母の病気も見落としているによく講演できるなと思いました。
4、この生存率に振り回されてた時期がありました。術後〇年の壁、とか。私が治療してた頃のがんのサブタイプが3年と5年生存率が低くて、それを越えると落ち着く的な曲線だった。6年目を迎えはしたけど、治療前の体に戻れた訳じゃないし。なんだかなって感じはする。
引用元:https://news.yahoo.co.jp/articles/c4bc34ee16ff7ecc936ba6d6e579e9ab0146920e,記事の削除・修正依頼などのご相談は、下記のメールアドレスまでお気軽にお問い合わせください。[email protected]